[日商簿記検定試験]高校生のうちに受験しておく理由とは?メリットはこんなにたくさん!!

簿記試験は商業高校をはじめとし、高校生にも人気な資格です。
しかし中には


と考える方も多いと思います。
この記事では、簿記試験を高校生のうちに取得するメリットや、取得するならどの資格を何級まで取得するのが良いかについて解説します。
簿記試験を高校生におすすめする理由とは?
あらためて、高校生に簿記試験をおすすめする理由を紹介します。
進学に有利
簿記試験を持っていることで大学や短大の入試に有利になったり、学科によっては単位認定が認められたりすることがあります。
具体的に入試において有利になる大学は以下のページで確認できるので、興味がある方は目を通してみてください。
また、最近では大学入学共通テストの受験科目に簿記・会計があるようです。
簿記の知識がそのまま入試の得点につながるので、一般入試でも有利に働くと言えますね!


就職にも有利
もちろん中には高校卒業後、進学せずに就職を考える方もいらっしゃると思います。
簿記の資格は企業からの求人も多く、就職の際に助けになることは言うまでもありません。
具体的な求人数は以下の記事でまとめていますが、少しでも良い条件で働きたい場合、簿記は取得しておくことが望ましいです。

独立にも有利
進学・就職だけでなく、将来的に独立したい、家業を継ぎたいという方も簿記の知識は必要不可欠です。
どのような業種・業態で働くにしてもお金やモノの動きはあるかと思いますが、その動きをしっかりと把握して管理するための手段が簿記です。
納税や外部への情報開示だけでなく、現時点での事業の内容を把握し、どこに注力すべきかを分析する力にも直結します。

高校生が簿記を受験するにあたって
高校生が簿記を受験するにあたって、

とはやる気持ちも分かります。
しかし、簿記を取得する際の注意点もあるので以下のポイントは押さえておきましょう。
簿記には複数種類があるけどどれがおすすめ?
そもそも簿記には大きく分けて3種類、日商簿記・全経簿記・全商簿記の3つがあることをご存じでしょうか。
商業高校などでは全商簿記を受験させられるパターンが多いです。
しかし、最も評価されるのは日商簿記です。余裕があれば日商簿記を受験するようにしましょう。

何級まで取るのが良い?
上記で日商簿記がおすすめと書きましたが、日商簿記は初級から始まり、3級・2級・1級とステップアップしていきます。
内容として、初級と3級はそこまで難しくありません。
それゆえ企業からの評価が高まるのも2級からです。まずは日商簿記2級の合格を目指しましょう。


簿記はどの級も受験資格はありませんが、いきなり2級を取得するのは難易度が高いです。順当に3級から取得していきましょう。
簿記以外でのおすすめ資格は?
高校生が取得するべき資格の中でも簿記はおすすめですが、資格の特性上就職先として事務系が多くなってしまいます。
技術系に進みたい、営業系に進みたい等志望先によって選ぶべき資格は変わってくるので、事務系以外を考えている方は以下の記事もご覧ください。
簿記を取得するにあたって
ここまで、高校生が簿記試験を受けるメリットやその際の注意点について触れてきました。
最後に、効率的に簿記を取得する方法をご紹介してまとめにしようと思います。
勉強方法を最初に押さえておこう!
簿記試験に限った話ではありませんが、勉強方法を最初に押さえておく事は非常に重要です。
間違えた勉強方法をだらだら続けていても合格には結びつきませんし、それでは貴重な高校時代の時間を溝に捨ててしまうことになります。
以下の記事では実際に筆者が3級・2級に1発合格した勉強方法をまとめているので、是非参考にしてみてください!

テキスト選びは慎重に
勉強方法がしっかりしていてもテキストが自分に合わなければ学習効率が低下してしまいます。
簿記試験は人気な試験なので、多くの出版社がテキストを出していますが、中でもイラストが多い物や図表を多用したものを選びましょう。
具体的にはTAC出版のスッキリわかる日商簿記シリーズがおすすめです。
3級
2級
独学が難しい時は通信講座もおすすめ
どうしても独学で勉強できない、学校の授業では日商簿記を取り扱っていない、という時は通信講座もおすすめです。

確かに以前は簿記試験講座を取り扱っている所として大手予備校が多く費用も掛かりました。
しかし最近では破格で受験できる講座も増えており、そこまで出費の面で気にしなくて良くなりつつあります。
特にフォーサイトはおすすめです。
フォーサイトでは学習内容が絞られており、試験で良く問われる内容のみを取り扱っています。そのため受講者からは「挫折しにくい」といった評価も多く合格率も非常に高くなっています。
筆者もフォーサイトから教材を提供していただき、レビュー記事を書いているので気になる方は目を通してみてください。
高校生が簿記を取得するにあたってまとめ
今回は高校生が簿記を取得することのメリットや、勉強する際の注意点について解説しました。
特に日商簿記は人気も高く、進学・就職・転職に非常に有利になります。
高校生の時点で取得できれば社会人になってからのキャリアに幅が持たせられるので、余裕があればぜひチャレンジしてみてください。

簿記とFP、情報処理技術者試験を多数保有。現在は宅建士と診断士に挑戦中!
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