日商簿記2級とはどんな資格?日程や形式、合格後の進路など

日商簿記2級は3級の上位に位置しており、商業簿記だけでなく工業簿記と呼ばれる新しい分野が追加された試験になります。
工業簿記では物を作る際の原価の計算や、CVP分析と言った経営にかかわる知識を学べるので製造業では欠かせないスキルが身につきます。



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日商簿記2級の統計・お役立ち情報
参考書や勉強法などの情報を個別に書いている記事へのリンクです。
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日商簿記2級の掲示板・独学支援サイト
過去問題や参考書等試験について分からないところがあれば下記の掲示板で共有しましょう。
また、参考書的役割を果たす独学支援サイトも随時作成中なのでご活用ください。
メールアドレスを登録してログインすることで進捗管理も可能です。
![]() ![]() ![]() 日商簿記2級の掲示板 |
![]() ![]() ![]() 日商簿記2級の学習サイト |
日商簿記2級の概要
日商簿記2級の概要についてまとめていきます。
難しさについて
日商簿記2級の難易度は独学でも合格が可能ですが、その場合はかなり時間を必要とします。
特に工業簿記に関しては暗記だけでなく手順を追って理解しなければならないため、計画を立て要領よく勉強していく必要があります。
確実に合格を狙うなら通信講座も考慮すると良いかもしれません。
難易度に関する記事は以下に纏めています。
合格点はどれくらい?
日商簿記2級の合格点は100点満点のうち70点以上取る必要があります。幅広い知識と深い理解が必要とされるので完璧を狙って取りこぼしが無いよう勉強していきましょう。
平均で何%くらい合格する?
日商簿記2級の合格率は平均25%ですが、回によっては10%前後まで落ち込み、逆に簡単なときでは50%近くまで上がったりと振れ幅が非常に大きくなっています。
これは絶対評価によって点数がつけられているためであり、周りが出来ていようと出来てなかろうと、特定の箇所で正しい数値を答えられていれば加点と言った採点形式のためこのような結果になっています。
日商簿記2級はちょくちょく出題範囲が変わり、その変わり目の時期は合格率が低くなる傾向にあります。
あえてその時期を外したり、何度か受ける覚悟で受験すればいずれ合格できます。
詳しい考察に関しては下記をご覧ください。
合格するために必要な時間
日商簿記2級の合格に必要な勉強時間は3級合格を前提として150~200時間と言われています。
商業簿記に関しては3級同様、ある程度暗記でしのげますが、新登場の工業簿記は全く知識が無いところから始まるので、定着するまでは結構時間がかかってしまいます。
さらに深堀した記事は以下にあります。
日商簿記2級の日程
日商簿記2級の試験の日程についてまとめて行きます。
申込日
日商簿記2級の申込開始日は大体試験2ヵ月程前からですが、各商工会議所によって異なります。ポスターなどが貼ってあり、そこに日程が書いてあるのでチェックするようにしましょう。
また、商工会議所だけでなく本屋や学校でも受け付けをしている場合があるので、近くでそれらの施設がある場合はまずは確認してみましょう。
試験日
試験日は毎年6月と11月の第2日曜日、2月の第3日曜日です。
合格発表日
日商簿記2級の合格発表日は大体試験終了10日後です。これも各商工会議所によって異なるので確認しておきましょう。ほとんどの商工会議所ではネットで照会できます。
その他の情報
その他の試験の情報をまとめておきます。
試験形式
試験はどの商工会議所でも午後13:30から120分間です。
簿記3級の試験が午前9:00~11:00までなので、一応3級との併願は可能です。
問題の形式としては大問1~5まであり、1~3が商業簿記、4~5が工業簿記となっています。
大問1は仕訳問題、大問3は財務諸表や精算表を作る総合問題でこのあたりが手堅く取れると後々楽になります。
受験料
受験料は税込みで4,720円となっています。
主催者サイト
日商簿記2級の主催者サイトは以下になります。
各商工会議所の情報も上記サイトにあるので確認しておきましょう。
資格取得後は
日商簿記2級の試験を取得できた後、どの様な活躍が出来るかをまとめて行きます。
経理職としてキャリアアップ
簿記2級は最近連結会計の処理を含むようになりました。
連結処理は親会社と子会社の間での相殺仕訳を意味しており、これが出来ると必然的に大手企業がしているような取引も理解できるようになります。
もともとは簿記1級の範囲でしたが、出来る方が少なく、連結会計が出来る方の需要は高まる一方だったので2級の範囲になったと聞きます。
上場企業や複数の子会社を持つ会社の経理も務まるので、さらに大きい規模での経理の仕事がしたい方にはうってつけです。
さらに上の級を目指す
日商簿記2級の上には1級があり、かなり難関とされていますが一定の需要がある資格となっております。
大抵の方は2級で挫折してしまい、1級に手をつけませんが、万が一取得できるとその時点でキャリアアップも転職もかなり幅が広がります。
筆者の周りでも1級をもっている方は少なく、取得できた方は誰もが知るような大手企業へ行ったり、さらに上の士業資格を盛っていたりするので、向上心の高い方は是非目指してみましょう。
まとめ
今回は日商簿記2級に関する情報をまとめました。
この記事で簿記2級に興味を持った方は是非、受験してみましょう。
また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。
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