[日商簿記2級(工業簿記)]材料購入時の処理[無料講座・例題付き!]

2022年2月12日

今回は、日商簿記2級における材料を購入したときの処理について解説します。

チョロ
チョロ
材料を購入した場合って、商業簿記でやった仕入処理と違うでチュ?
キュー
キュー
購入自体はほぼ同じやな

材料を購入したときの処理

材料を購入した場合、材料自体の価格(購入代価)に引取運賃など、材料の購入にかかった付随費用(材料副費)を合計した金額を、材料の購入原価として処理します。

例題を通して確認しておきましょう。

ひまわり工場は、木材10枚(@500円)を購入し、代金は掛けとした。

なお、運送会社に対する引取運賃100円は現金で支払った。

購入原価の算出

購入原価は、購入代価+付随費用で求められます。

したがって、@500円×10枚+100円=5,100円となります。

したがって、購入時の仕訳は以下の通りです。

借方 金額 貸方 金額
材料
(資産の増加↑)
5,100 買掛金
(負債の増加↑)
5,000
現金
(資産の減少↓)
100
キュー
キュー
材料も資産やから、借方に記載して増加させるんやで

材料を返品した場合の処理

工業簿記では、まれに材料を返品するケースが発生します。

その際の処理は通常の商品を返品した時と変わりません。

たとえば、掛けで購入した材料1,000円を返品したときの仕訳は以下の通りです。

借方 金額 貸方 金額
買掛金
(負債の減少↓)
1,000 材料
(資産の減少↓)
1,000
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材料を購入したときの処理・例題

例題を解いて慣れていきましょう。

問題

次の仕訳をせよ。

金額は3桁ごとにカンマで桁区切りをして半角で入力すること(iOSの一部の環境以外は自動入力されます)。

(例:現金 500、商品 1,000,000)

また、仕訳が複数行に渡る場合、金額の多い物から順に書き、不要なところは空白のままにしておくこと。

使える勘定科目は以下のものとする。

勘定科目:[現金][材料][買掛金]

問1

材料として、鉄板50枚(@1,000円)を購入し、代金は掛けとした。なお、運送会社に対する引取運賃10,000円は現金で支払った。

借方 金額 貸方 金額

問2

材料として仕入れた鉄板50枚(@1,000円)のうち、10枚を返品した。

借方 金額 貸方 金額

解答(クリックで展開)

材料を購入したときの処理・まとめ

今回は材料を購入したときの処理について学習しました。ほとんど通常の商品購入と同じ処理なので、しっかりと押さえておきましょう。

チョロ
チョロ
運賃も材料費に加えるんでチュね!
キュー
キュー
返品時の処理についても忘れたらアカンで!

次回は材料を消費したときの処理について学習します。


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