[基本情報技術者試験]通信講座・スクールの比較!おすすめはどこ?

IT系国家資格で有名な基本情報技術者試験、名前に基本とついているので一見簡単なように思えますが実際は合格率20%前後と意外と狭き門です。
合格率が低い理由に情報に限った知識だけでなく、マネジメントやストラテジといった判断力や情報の枠を超えた知識が必要なこと、人によっては得意不得意が分かれるプログラミングが必修なこと等が挙げられます。
ある程度ソフトの開発経験がある方や、経営者、管理職に近い方は独学でも突破できますが、全くの未経験から挑戦する場合は通信講座・スクールを利用したほうが短い時間でサクっと合格できる場合も多々あります。
今回は各スクールの比較情報を挙げながら、どこがおすすめなのかを紹介します!



通信講座・スクールのメリット・デメリット
メリット
通信講座では高い授業料を払うわけですからそれ相応のメリットがあります。
筆者も良く独学では無理と感じた資格は躊躇いなく受講しますが、独学では決して得られない恩恵があるのでそれを書いていこうと思います。
受講形式が選べる
通信講座やスクールには実際に通う形式の物もあれば、自宅で受講できる形式の講座もあります。
理想としては通ってリアルタイムに講師の方の説明を受けるのが良いですが、学校や仕事があるとなかなか時間が取れず難しい点もあるのではないでしょうか。
そういった方は通信を選ぶ、等柔軟に選ぶことが出来て選択の幅が広いです。



分からないところをすぐに聞ける
分からない問題があればメールやチャット機能で講師の方に問い合わせることで答えを得られます。
自分で調べる事ももちろん大切ですが、問題によっては最適解が見つからないこともあり、間違ったり誤ったりした知識のまま本番に臨まなければならない事態を避けられるので可能な限り利用するべきです。



スケジュール管理が楽
試験において日程調整が出来るかどうかが合格できるかどうかと直結していると言っても過言ではありません。
特に社会人の場合忙しくなかなか時間が取れない上に、仕事終わりは疲れもありついつい後日に回してしまいがちです。
しかし講座が毎週あればこの期間中にどこまで進めると言った指標がさだめられ、また習慣にもなるので継続して計画よく学習を進めることが可能となります。
デメリット
続いて講座をとることのデメリットも書いておきます。
費用が高い
一番大きな点は費用が大きいというところでしょうか。
参考書と問題集だけで頑張れば2~3,000円で済むところが講座を利用するとその10倍ほどは軽くかかってしまいます。
時間・効率をとるか、お金を取るかはその時の財布の事情や自分がどれだけ時間を確保できるかを天秤にかけて考えていく必要があります。



スケジュールが固定される
参考書や問題集だけで勉強する場合自分のペースで進められますが、講座の場合は時間帯が固定されたり、日数が経過しないと次の講座が見られないといったこともあります。
スケジュールを練るのが下手な方、めんどくさい方にはありがたいですが、自分で調整したい方にはあまり望ましくないですね。
万が一の時のリカバリが効かないことも・・・
大抵のスクールは受講したらサポートを受けられるのは次の試験までになっていることが多いです。
その為万が一合格できなかったり、何らかの事情で試験そのものを受けられなかった場合にリカバリが効かないこともあります。
講義の中にはあらかじめ長めに受講期間が設定されているものもあるので、自信がない方は先を見越してそれらの講義を選ぶのも良いでしょう。
通信講座・スクールの後悔しない選び方
通信講座と一口に言っても基本情報を取り扱っているものは非常に多く、値段も講義数も多種多様です。
本などであれば人多り目を通してから選ぶことが可能ですが通信講座では中々できません。
そんな時にどの通信講座が良いか選ぶための指標をいくつか紹介しておこうと思います。
安さだけで選ぶのはNG
受講料が安いからという理由で安直に講座を選ぶのは危険です。
安い講座の中にはプログラミングが全く含まれていない場合もあり、その場合100点中40点がカバーされていないことになるので残り3分野で60点満点取らなければ合格できないと言った修羅の道になるので、かなりの難易度になります。
一度落ちて他の講座を受け直すのは本末転倒なので、初期費用が少し高くても、1発で取り切るために良い講座を選びましょう。
午前免除があるものを選ぶと良い
基本情報技術者試験では講座を受けることで午前試験が免除になることがあります。
免除となるにはIPAが認定した講座を受講し、修了試験に合格する必要がありますが、午前の問題に使う力をすべて午後試験に回すことで負担がぐっと減り合格しやすくなるので利用しない手はありません。
試験も1日で午前午後とぶっ通しで受けるより、午後だけ受ける方が精神的にも楽になります。



午前免除の制度や、扱っているスクールについては以下の記事でまとめています。



テキストや動画は実際に見て判断する
動画やテキストはそれぞれのスクールによってまちまちで人によっては合う合わないも大きく分かれてきます。
そのあたりは感性に左右されることも多く、偏にこれが良い!と断言できない部分もあるので、是非ご自身の目や耳で直接見て合うか合わないかを判断して頂けたらなと思います。
主なサンプルは資料請求によって入手できます。



サポートはどれくらい必要か考える
サポートの度合いもスクールによって大きく異なり、添削指導からメールでの質問対応、スケジュールの管理などを全部任せられるところもあれば、それらはほとんど対応していないといった講座もあります。
もちろん前者の方が高くなりますが、人によってはこのサポートはほとんどいらないと感じる方もいらっしゃいます。
そういった方は後者を選んだほうが費用が抑えられるので、どれくらいサポートが欲しいか、といった点にも着眼してみると良いでしょう。
まずは資料請求をしよう
本のようにお試しで中が見えないとはいえ、資料請求はどの講座も基本無料でできます。
資料には講座の形態や価格も詳しく書かれておりプランも練りやすいので一通り資料を請求し、予算や期間を熟考したうえでどれを受けるか決めるのがおすすめです。
また、資料請求してみることで割引制度を受けられることもあります。どうせなら少しでも安く受けたいというのはあると思うので、めんどくさがらずに請求するのもおすすめです。



基本情報技術者試験の通信講座・スクール比較
数ある通信講座の中で上記の条件を満たすお勧めできる講座をいくつか紹介しようと思います。
筆者は基本情報技術者試験では通信講座はとっていませんが、基本情報の上位に位置づけられる資格の応用情報だったり、簿記だったりで下記で紹介するいずれもの講座を受講しており、どの講座も質が良かったことは保証できます。
それぞれの強みについても書いているのでご参考までに。
資格の大原
受講料 | 95,700円 |
受講期間 | 6~8ヵ月 |
受講形態 | Web通信 教室通学(Web講義標準装備) 映像通学(Web講義標準装備) |
カリキュラム | 午前試験対策34回(基礎講義26回・Webテスト6回・直前対策2回) 午後試験対策28回(基礎講義8回・アルゴリズム対策8回・言語対策9回・直前模試2回・公開模試1回) |
教材 | 午前試験対策(午前試験免除制度対応) 午後試験対策 模擬試験 |
サポート・特典 | 午前試験免除制度 キャッスレス割引 |
資格の大原の概要
資格の大原は簿記と医療の総本山ですが、最近では情報系の資格にも力を入れており、試験終了後すぐに公開される解答速報でお世話になる事も多いのではないでしょうか。
資格の大原はテキストの質が良い事が評判で、「わかりやすさ」を追及しているため、講座前に予習として使ったり、講座を受けて分からないところを復習したりと言った用途にも使えて非常に便利です。
老舗で大手という事もありサポート制度が充実していて受講形式を選べたり、教室が解放されていて直ぐに講師に質問出来たりといった点も大原ならではの強みですね!
午前試験免除制度が整ったコースがあることに加え、午後の壁と言われるプログラミングやアルゴリズムに対しても重点を絞って解説してくれているので非常に助かります。
資格の大原のレビュー・口コミ
擬似言語の学習をとても効率よく進めることができました。
わからない部分は質問することですぐに解決でき、モチベーションを低下させることなく苦手を克服できたことが合格につながりました。
資格の大原のテキスト
oohara-fe資格の大原のポイント









資格の大原の基本情報技術者試験講座について、さらに詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
資格の大原の資料請求・受講はこちら
アビバ・大栄
受講料 | 資料よりご確認お願いします。 |
受講期間 | 6ヵ月~ |
受講形態 | 通学講座(オンデマンド形式) 通信講座 |
カリキュラム | 84回 |
教材 | ForYou答練 |
サポート・特典 | 通信講座ネバギバ WEBプラス |
アビバ・大栄の概要
アビバ・大栄の特徴としてはオンデマンド形式の授業にあり、動画を見ながら分からないところや疑問に思ったところを繰り返し復習できる点にあります。
各動画の後にはミニテストがあり、その結果次第から間違えた問題を集計して作っていくForYou答練も魅力的で、間違えたところの復習が出来るのでこれを解いていくだけで自然に成績が上がっていきます。
更に通信講座に関してはネバギバ制度と呼ばれるものがあり、こちらは学習者が挫折しないようにカウンセリングをしてくれたり一緒にスケジュールの管理をしてくれたりします。
講義内容としてはソフト・ハード・ネットワークなどITの基礎知識をさらいつつ、情報処理システムの設計・活用や、プログラミングの基礎(Java)を学習していきます。
アビバのテキストは企業でも研修に用いられるほど定評があり試験対策には持って来いです。
アビバ・大栄のレビュー・口コミ
自分の時間を持ちつつ学習できるところが良かったです(オンデマンドシステム)。
担当講師に質問を気軽にできるところもいいですね。
教室では真剣に学習している方が周りに多く、集中することができました。
また、トラブルがあった際、先生の対応も早かったので、安心でした。
先生方が勉強の進め方など的確なアドバイスをくださったので私もがんばることができました。
その点が一番良かったです。また、答案練習と模擬試験は、自分の実力がどのぐらいかよーく理解できました。
授業は、苦手なポイントは繰り返し同じ講義を受講できるシステムなので良かったです。
集中できる環境、何度でも復習ができるところが良かったです。
教材は、覚えるポイントがわかりやすく、説明文がわかりやすかったです。
また教室では質問がしやすかったですね。
アビバ・大栄のポイント






アビバ・大栄の資料請求・受講はこちら
TAC
受講料 | 87,000円~ |
受講期間 | 次回試験まで |
受講形態 | 通学講座 通信講座(Web・DVD) |
カリキュラム | 午前対策全11回 プログラム言語選択全48回 |
教材 | テキスト(4冊) テキスト[表計算・言語](選択言語1冊) 直前10点アップレジュメ(1冊) 午前対策問題集(1冊) 午後対策問題集(1冊) 午後対策問題集[表計算・言語](選択言語1冊) アルゴリズム補助問題集(1冊) 本試験問題集(3冊) 演習レジュメ(4冊) 実力テスト(3回) 午前総合演習(1回) 公開模試(1回) |
サポート・特典 | Webフォロー 午前試験免除 |
TACの概要
TACは受講形式が多彩で、通って学ぶ「通学スタイル」、講義を収録したDVDを用いて自宅でパソコンや機器を用いて学習する「DVD通信講座」、eラーニング形式でブラウザ上で学習する「Web講座」など、状況に応じで好みの学習スタイルを選ぶことが可能です。
午前試験免除が利用できる「午前対策本科生コース」や「W本科生コース」に加え、一度受講経験がある方向けの「午後パック」や、どうしてもプログラミングが苦手で避けたい方に向けての「表計算パック」何としてもプログラミングを克服したい「言語パック」など問題意識を持った方にピッタリのコースも多く用意されています。
TACのレビュー・口コミ
講師の方が情報処理技術者試験に非常に精通しており、講義では過去に出題された問題を適宜ご紹介いただくことで、効率よく学習を行うことができました。
教材については非常によくまとまっており、TACの問題集を中心に学習することで合格点まで到達することができました。
実際の試験でもTACで扱った問題とほぼ同じ内容の問題が出題されたため、TACの問題集は過去のデータに基づいて作成されているのだと感じました。
カリキュラムについてもよく練られており、午後試験対策を早期に開始することができたので本番では約7割得点し、合格することができました。
私のように自宅ではTVやゲーム等の誘惑により学習できない人は、ぜひTACに通い、無理やりにでも学習できる環境を作ってください。
それにより、自ら進んで学習できるようになり、自ずと結果もついてくると思います。
TACのテキスト・動画
サンプルテキスト
tac-fe動画
TACのポイント






TACの資料請求・受講はこちら
STUDYing
受講料 | 33,500円~ |
受講期間 | 次回試験まで |
受講形態 | 通信講座 |
カリキュラム | 70回 |
教材 | WEBテキスト スマート問題集 セレクト過去問題集 シラバス新キーワード解説講座 |
サポート・特典 | 無料講座登録で初回5%OFF 更新版あり |
STUDYingの概要
STUDYingは近年そのシェアを伸ばしつつあり、今非常に注目を集めている通信講座の一つです。
まず大きなポイントとして、その価格の安さが挙げられます。他の講座と比較しても平均5分の1くらいの価格で受講できるので大変おすすめで、加えて隙間時間で分かりやすくをモットーにしているため、忙しい方でも資格合格につなげることが可能となっています。
理由としては全ての教材がWeb上で完結しており、費用が掛かっていない点にあり、これは受講者としても嬉しいポイントになります。
スマホ一台あれば場所を選ばずに学習することが出来るので、隙間時間を利用して学習が進めやすいです。また、学習アプリでは間違えた場所を記憶してくれたり、マイノートでは自分でメモを取ったり、他の方の学習進捗を見れたりと学習しやすい環境を提供してくれるのも非常に嬉しいです。
無料で登録するとサンプル動画とテキストも試せるのでぜひ試してみて下さい。
STUDYingのテキスト・動画
STUDYingのポイント









スタディングの講義について、さらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧下さい。
STUDYingの資料請求・受講はこちら
特にオススメなのは?
数あるスクールを紹介しましたが、それだけでは判断できない、資料請求したけど選べない!と言う方に個人的にオススメできる講座を紹介します。
コスパで攻めるならSTUDYingがオススメ
受講料の安さや講義のクオリティで選ぶならSTUDYingがオススメです。
一覧の項目でも述べましたが、そこに書いてあること以外でも詳しく掘り下げてみて行きましょう。
おすすめの理由
早速、オススメできる理由です。理由は大きく分けて2つです。
受講料が安い
やっぱり一番のポイントは受講料ですね。
他のスクールの場合は大体5~10万円する中で3万円台で受講できるのは非常に魅力的です。
万が一落ちてしまっても再受講の場合さらに破格で受講できるので財布に優しいと言えます。



スマホ1台で済むため場所や時間を選ばない
STUDYingの場合テキストやDVDなどは一切送られてこなくて、スマホ1台で学習を進めることになります。
寝る前、布団の中で寝転がって講義を見たり、仕事の往復の際に電車の中で問題を解いたりと手軽に学習できるのは魅力の一つですね!



受講・詳細はコチラ
改めて、受講は以下のページから可能です。
また、該当スクールに関しまして、内容を掘り下げた記事もあるので興味があればご覧ください。
受講をする上での注意点
受講する上での注意点やアドバイスについても少し触れておこうと思います。
受講しただけで安心しない
受講すれば独学するよりも学習効率が上がり有利になることは間違いありません。
しかし、そこで高を括って手を抜いてしまうと一気に不合格に近づいてしまいます
基本情報技術者試験はあくまで合格率20%の難関資格なので、決して手を抜かず、全力で臨むように心がけましょう。



途中で諦めない
基本情報技術者試験は範囲が広く全範囲を網羅しようとすると挫折しかけてしまいます。
しかし一回一回を大事にして目の前にある課題をコツコツこなしていれば点数に直結するのも事実です。
なのでせっかく受験すると決めてスクールに通い始めたなら途中で諦めずに受験しましょう。
あるのは[合格][不合格]の二択ではなく、[合格するまで頑張る]か[途中で諦める]の二択です。



勉強仲間を作ろう
学習するときに教え合ったり競い合ったりできる仲間がいると非常に心強く、勉強も一層捗ります。
なのでまずは同じ試験を見つける仲間を作ってみてはいかがでしょうか。
特に通信のみの場合は完全に孤独な作業になってしまうので、それを避けるためにもアプリや掲示板を活用しましょう。
手前みそではありますが、当サイトでは掲示板を用意いたしました。
気軽に使って頂きたく思うので、ぜひ活用してみてください!
基本情報技術者試験の通信講座・スクールまとめ
通信講座は非常に高い買い物です。後々後悔しないためにも資料や開講しているサイトでの情報収集を徹底的に行い、後悔しないようにする必要があります。
サポートがしっかりしている講座を受講することが出来れば合格は最短で手にすることができるので、まずはどの講座のどのコースが自分に合っているかゆっくりと考えてください。
予め問題集や参考書をざっと読み、自分がどの分野が得意か苦手かを把握してから通信講座を選ぶのももちろんアリです。
また、テキストもそうですが、通信講座も人によって合う合わないがあります。資料請求をするのはもちろんのこと、講座によっては体験で1回だけ無料で受講できる講座もあるのでそのような制度は積極的に利用していきましょう。






ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません