[応用情報技術者試験]午前免除は無し!?午前試験の対策方法は?

応用情報技術者試験は午前と午後に分かれる試験ですが、午前の段階でも


と言って不合格になってしまったり、挫折してしまったりする方が多いです。
そこで今回は徹底的に午前試験に着目して対策方法を紹介していきます。
本記事をまとめると・・・
- 応用情報は基本情報や高度試験と異なり、午前免除はない
- 午前試験は過去の使いまわしも多く、対策は容易
- 効率よく対策したいのであれば通信講座を活用しよう
応用情報技術者試験の午前試験について
それではさっそく、午前試験について見ていきましょう。
配点や試験時間は?
応用情報技術者試験の午前試験は9:30~12:00の間に行われます。
問題数は80問となっており、100点満点で傾斜配点はないので1問辺り1.25点となっています。

合格点が60点以上なので、48問以上正解すれば午前試験は通過できます。
詳しい配点に関しては以下の記事をご覧ください。
問題の傾向について
問題の傾向も見てみましょう。
まず例年の応用情報技術者試験の問題傾向は以下の様になっています。
科目 | 問題数 | 1問あたりの得点 | 満点 |
テクノロジ系 | 50問 | 1.25点 | 62.5点 |
マネジメント系 | 10問 | 12.5点 | |
ストラテジ系 | 20問 | 25点 | |
計 | 80問 | 100点 |

また、応用情報技術者試験はその他区分の情報処理技術者試験同様、過去問題の使いまわしが多い傾向にあります。

残りの半数問題は新しい技術や知識も問われることが多く、例えばARやVR、5GにIoT等ニュースで取り上げられている話題もしっかりとキャッチしておくことが必要となります。
午前免除は残念ながらナシ
応用情報技術者試験の場合、残念ながら午前免除を受けることができません。
そのため毎回午前→午後の両方の受験をしなければいけません。

応用情報技術者試験の午前問題対策
午前問題の対策をする上で必要な対策方法をご紹介します。
徹底的に過去問を繰り返す
先程も触れた通り、応用情報技術者試験は過去問題の使いまわしが非常に多く、半分ほどはそのままの形式で出題されてしまいます。
したがって、極論を言ってしまえば過去問を極めることで過去問50点がそのまま得点になり、残り50点は4択問題なので適当に答えても期待値的には12.5点獲得でき、合計62.5点取得できて合格となります。

過去問を効率よく学習できるサイトとして、応用情報技術者過去問道場様があるので是非使ってみてください!

新しい情報もインプットする
半数は過去問の使いまわしですが、後半分は全く新しい問題となります。
そのためこちらも対策しておくことが望ましいのですが、出題内容は新しい技術や概念も多いのでなかなか対策が難しいです。
テキストを使用する場合は過去年度の物をフリマアプリで買うのではなく、最新年度版を買うようにしましょう。
また、特に最近はセキュリティ関係の問題が重視される傾向にあります。IPAのホームページに掲載されているセキュリティ情報もチェックしておくと良いかなと思います。

午後試験も見越しての勉強をする
午前試験ももちろん大事ですが、その後には午後試験も控えており、どちらかというとこの午後試験が通過できずに玉砕してしまう方が多いです。
午後試験は記述や長文と言った文系寄りの能力も問われますが、ベースとなるのは午前試験の知識です。
午前試験問題は過去問の使いまわしが多いからと暗記するのではなく、1問1問理解したうえで午後試験にも活かせる知識を作るつもりで解いていくと良いでしょう。
午後試験の対策は別途、以下の記事でまとめています。
独学が厳しいと感じたら
応用情報技術者試験の勉強をする過程でSNSやブログを見ていると、意外と簡単だったという声が散見されます。
ただそれはもともとある程度のキャリアがある方だったり情報系の学生だったりと言ったアドバンテージがある事が多く、普通の人からすると難しいです。
合格率も毎回20%前後と5人に1人しか通過できない試験で、筆者自身も1度落ちています。
そのためしっかりと対策しないと難しく、中には

と感じる方も多いかなと思います。
その場合は以下の2点も気を付けてみてください!
掲示板を利用しよう
同じ試験を受けるにあたって、情報交換は非常に有効な手段です。
勉強時間や勉強方法、分からない問題の解放の共有などをしておけばモチベーションにつながることは間違いありません。
当サイトでも掲示板を作っているので、こちらも気軽にご利用いただければと思います。

通信講座を使うのもあり
応用情報技術者試験の通信講座は比較的少なめですが、TACや資格の大原等大手スクールが開講しているので非常に心強いです。
ただ、これらの大手スクールはいずれも高く、5~10万円は覚悟しなければいけませんでした。
しかし最近では5万円以下で受講できるコスパの良いスクールも登場しつつあります。
具体的な例としてスタディングが該当し、割引も活用すればさらに安く受講できます。
安いと聞くと不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、スタディングの場合は教材が全て電子化されているため価格が抑えられているだけで、テキストや講義の質が低いわけでは決してありません。
また、オンラインならではの強みとして、他の学習者と繋がれる機能だったり、気になる内容をメモとして残していつでも復習できる機能だったりを搭載していて挫折しにくい講座になっています。
もちろん、スタディング以外の講座が気になるという方に向けて、別のスクールを比較した記事も用意しているためあわせてご覧ください!
応用情報技術者試験の午前問題まとめ
本記事をまとめると・・・
- 応用情報は基本情報や高度試験と異なり、午前免除はない
- 午前試験は過去の使いまわしも多く、対策は容易
- 効率よく対策したいのであれば通信講座を活用しよう
今回は応用情報技術者試験の午前問題の傾向や対策方法についてまとめました。
午後の試験に集中できるためにも、午前試験はサクッと解けるよう、対策をしておきましょう!


簿記とFP、情報処理技術者試験を多数保有。現在は宅建士と診断士に挑戦中!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません