[日商簿記2級(商業簿記)]銀行勘定調整表・未渡小切手[無料講座・例題付き!]

2021年6月27日

電卓

今回は日商簿記2級銀行勘定調整表における未渡小切手について学習します。

チョロ
チョロ
あっ・・・小切手まだ渡してなかったでチュ!
キュー
キュー
そりゃ勘定調整表もズレるわw

未渡小切手

取引先に渡すつもりで小切手を作成し当座預金の減少として処理したものの、まだ相手に渡していなかった場合は小切手を未渡小切手として処理します。

例題を通して学習していきましょう。

未渡小切手

ひまわり商事の当座預金の帳簿残高は8,000円であったが、おおやけ銀行の残高証明書の残高は10,000円であった。

なお、この差異は買掛金2,000円の支払いのために振り出した小切手が、金庫に保管されたままであるために生じたものであることが判明した。

銀行勘定調整表の記入

今回の未渡小切手のケースでは、ひまわり商事は小切手2,000円を作成した際に当座預金の減少として処理をしていますが、それにも関わらずまだ小切手を取引先に渡していません。

この場合銀行では当然何の処理も行われないため、両者に差異が生じます。

したがって、この2,000円を未渡小切手として企業側の残高に加算して両者の差異を調整します。

銀行勘定調整表(両者区分調整表)
○年×月△日

当社の帳簿残高

8,000円

銀行の残高証明書残高

10,000円

⊕加算

未渡小切手・・・2,000円

⊕加算

⊖減算

⊖減算

10,000 10,000

未渡小切手の修正仕訳

未渡小切手は企業側に小切手があるため、当時切った当座預金と買掛金を減少させる仕訳の逆仕訳を行う必要があります。

チョロ
チョロ

当時の仕訳が

借方 金額 貸方 金額
買掛金 2,000 当座預金 2,000

でチュ!

逆仕訳なので

借方 金額 貸方 金額
当座預金 2,000 買掛金 2,000

となりますね。

費用を支払うために作成した小切手が未渡の場合

広告費など、費用を支払うために作成した小切手が未渡しの場合、費用を減少させるのではなく、未払金(負債)の勘定科目を用います。

例えば上記の例が広告費を支払うために作成された小切手だった場合従来は

借方 金額 貸方 金額
広告費 2,000 当座預金 2,000

ですが、修正仕訳は

借方 金額 貸方 金額
当座預金 2,000 未払金 2,000

となります。

キュー
キュー
費用自体がその期に発生したことは変わらんから、取り消さんわけやな
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未渡小切手・例題

例題を解いて慣れていきましょう。

問題

次の仕訳をせよ。

金額は3桁ごとにカンマで桁区切りをして半角で入力すること。

(例:現金 500、商品 1,000,000)

使える勘定科目は以下のものとする。

また、仕訳がないときは借方勘定科目に[仕訳なし]と記入すること。

勘定科目:[当座預金][買掛金][未払金][広告費][仕訳なし]

問1

当社の当座預金残高と銀行残高証明書残高が一致していなかったので、その原因を調べたところ、広告費5,000円の支払いのために作成した小切手が、未渡しであった。

借方 金額 貸方 金額

解答(クリックで展開)

未渡小切手・まとめ

今回は未渡小切手について学習しました。未渡小切手についても企業側の問題のため、修正仕訳を行う必要があります。

チョロ
チョロ
色んなパターンがあるんでチュね!
キュー
キュー
次回は複合問題を通して慣れていこうか!

次回は、銀行勘定調整表の総合問題を解いてみましょう。


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