[日商簿記2級(商業簿記)]オペレーティングリース取引[無料講座・例題付き]

電卓

今回は日商簿記2級におけるオペレーティングリース取引について学習します。

チョロ
チョロ
オペレーティングリース取引って具体的にどんなでチュ?
キュー
キュー
ファイナンスリース取引以外と言われてもピンと来ないわな

オペレーティングリース取引

オペレーティングリース取引はファイナンスリース取引以外のリース取引ですが、要するに通常の賃貸借取引のようなものです。

こちらも例題を解きながら学んでいきましょう。

オペレーティングリース

①×2年7月1日 ひまわり商事はリース会社とリース契約(オペレーティングリース取引に該当)を締結し、リース期間5年、年間リース料3,000円(支払日は毎年6月末日)で備品を取得した。

②×3年3月31日 決算日を迎えた。

③×3年4月1日 再振替仕訳を行う。

④×3年6月30日 第1回目のリース料3,000円を現金で支払った。

①リース契約時

オペレーティングリースではリース資産として計上しないため、何の仕訳もしません。

借方 金額 貸方 金額
仕訳なし

②決算日

今回のケースでは、リース料は毎年6月末に支払います。

そのため当期のリース料(×2年7月1日~×3年3月30日までの9ヵ月分)はまだ支払っていません。

しかし当期の費用は発生しているため、決算において支払リース料(費用)の未払計上を行います。

当期のリース料は\(3,000円×\frac{9ヵ月}{12ヵ月}=2,250円\)となります。

キュー
キュー
相手勘定は未払リース料(負債)を使うで
借方 金額 貸方 金額
支払リース料
(費用の発生↑)
2,250 未払リース料
(負債の増加↑)
2,250

③翌期首

翌期首には一旦、再振替仕訳をします。

借方 金額 貸方 金額
未払リース料 2,250 支払リース料 2,250

④リース料支払日

リース料の支払い時には、再度支払リース料(費用)を計上します。

借方 金額 貸方 金額
支払リース料 3,000 現金 3,000
チョロ
チョロ
ファイナンスリース取引と比べてシンプルでチュ!
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オペレーティングリース取引・例題

例題を解いて慣れていきましょう。

問題

×3年8月1日において、リース契約(オペレーティングリース取引に該当)を締結し、リース期間5年、年間リース料48,000円(毎年7月31日に現金で支払い)で備品を取得した。

この場合における下記の日付の仕訳をしなさい。なお、決算日は毎年3月31日である。

金額は3桁ごとにカンマで桁区切りをして半角で入力すること。

(例:現金 500、商品 1,000,000)

使える勘定科目は以下のものとする。

また、仕訳がないときは借方勘定科目に[仕訳なし]と記入すること。

勘定科目:[現金][未払リース料][支払リース料][仕訳なし]

問1

×3年8月1日 リース契約日の仕訳

借方 金額 貸方 金額

問2

×4年3月31日 決算日の仕訳

借方 金額 貸方 金額

問3

×4年4月1日 翌期首の仕訳

借方 金額 貸方 金額

問4

×4年7月31日 リース料支払日の仕訳

借方 金額 貸方 金額

解答(クリックで展開)

オペレーティングリース取引・まとめ

今回はオペレーティング取引について解説しました。利息の計算をしなくて良い分、取引自体はシンプルですね。

チョロ
チョロ
契約時に仕訳をしない点がポイントでチュね!
モナ
モナ
期末期首の仕訳も忘れないようにするニャ!

次回は研究開発費について学んでいきます。


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