[日商簿記2級(商業簿記)]法人税等の確定[無料講座・例題付き!]

2021年8月22日

日商簿記2級 法人税等の確定

今回は日商簿記2級における法人税等の確定について学習します。

チョロ
チョロ
法人税の額が確定したんでチュけど、前に払ってた中間申告分はどうなるでチュ?
キュー
キュー
その相殺処理も見て行こか

法人税等の確定

決算を終えると当期の法人税等の金額が確定します。

具体的な流れを例題を通して学習しましょう。

決算の結果、法人税、住民税及び事業税が55,000円と計算された。

なお、この金額から中間納付額30,000円を差し引いた金額を未払分として計上した。

決算時の仕訳

決算によって当期の法人税等の金額が確定したときは、借方に法人税等を計上します。

また、法人税等の金額が確定したため、中間申告・納付時に借方に計上した仮払法人税等(資産)を減らします。

借方 金額 貸方 金額
法人税等 55,000 仮払法人税等
(資産の減少↓)
30,000

ところで、これだけでは貸借のバランスがしていません。

そこで、不足分は未払法人税等(負債)の勘定を用いて処理します。

借方 金額 貸方 金額
法人税等 55,000 仮払法人税等 30,000
未払法人税等
(負債の増加↑)
25,000

未払法人税等を納付したときの仕訳

決算期において確定した法人税等は、原則決算日の2ヵ月後に申告(確定申告)して納付します。

その際未払法人税等を減らすので、具体的な仕訳は以下の通りです。

借方 金額 貸方 金額
未払法人税等
(負債の減少↓)
25,000 当座預金 25,000
カズ
カズ
ここでは前みたいに小切手で支払ったと仮定してるよ
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法人税等の確定・例題

例題を解いて慣れていきましょう。

問題

次の仕訳をせよ。

金額は3桁ごとにカンマで桁区切りをして半角で入力すること(iOSの一部の環境以外は自動入力されます)。

(例:現金 500、商品 1,000,000)

また、仕訳が複数行に渡る場合、金額の多い物から順に書き、不要なところは空白のままにしておくこと。

使える勘定科目は以下のものとする。

勘定科目:[当座預金][仮払法人税等][未払法人税等][法人税等]

問1

決算につき、当期の法人税、住民税及び事業税が18,000円と確定した。

なお、中間申告時に10,000円の小切手を支払って納付している。

借方 金額 貸方 金額

問2

確定申告を行い、問1における未払法人税等を小切手を振り出して納付した。

借方 金額 貸方 金額

解答(クリックで展開)

法人税等の確定・まとめ

今回は法人税等の確定について解説しました。法人税等の額と仮払法人税等の額の差額は未払法人税等の科目を使うことを覚えておきましょう。

チョロ
チョロ
そこまで難しい流れではないでチュ!
キュー
キュー
仮払と未払と名前が似てるからごっちゃにならんようにな!

次回は課税所得の算定方法について学んでいきます。


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