【令和8年度CBT移行】情報処理安全確保支援士の「科目A(旧:午前)試験」対策!A-1・A-2の免除条件や違いを解説



情報処理安全確保支援士試験は、令和8年度のCBT方式への移行にともない、これまでの午前1・午前2・午後の区分から「科目A-1試験」「科目A-2試験」「科目B試験」へと科目名が変更されます。
いずれの試験においても、いずれかの試験で基準点に届かなければ不合格となります。
とくに基礎知識が問われる科目A(旧:午前)試験に対して、難しさを感じたり、免除制度を利用したいと考えたりする受験者は少なくありません。
そこで本記事では、新制度に対応した科目A-1試験および科目A-2試験の対策方法と、免除の条件について詳しく解説します。
情報処理安全確保支援士の「科目A-1試験(旧:午前1試験)」について

情報処理安全確保支援士試験の科目A-1試験について、制度の概要や対策の進め方を紹介します。
科目A-1試験(旧午前1試験)には免除制度が存在する
まず大前提として、科目A-1試験には条件を満たした受験者に対する免除制度が用意されています。
免除を受けるための条件は主に3つあり、いずれか一つを満たせば適用されます。
①応用情報技術者試験(AP)に合格
②情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
③情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる
応用情報技術者試験に合格してから情報処理安全確保支援士試験へステップアップする方は、科目A-1試験が免除されるため、積極的に活用して学習の負担を軽減しましょう。

過去に他の高度試験(データベーススペシャリストやネットワークスペシャリストなど)を受験し、すでに旧午前1試験を突破している場合も、次回以降の科目A-1試験は免除対象となります。

注意点として、いずれも条件を満たした後、2年間の受験申込み時に申請しなければなりません。詳細な申請方法や注意点は、IPAの公式サイトをあらかじめ確認してください。
科目A-1試験の配点や出題される問題の構成
科目A-1試験の配点や問題構成は以下の表のとおりです。
試験時間:50分
| 科目 | 問題数 | 1問あたりの得点 | 満点 |
| テクノロジ系 | 約17問 | 3.4点 | 約57.8点 |
| マネジメント系 | 約5問 | 約17点 | |
| ストラテジ系 | 約8問 | 約27.2点 | |
| 計 | 30問 | 上限100点 |
※問題構成は実施回によって多少変動します。
全体で30問が出題され、1問あたり3.4点の配点です。全問正解した場合は102点ではなく、100点満点として調整される仕組みになっています。
過去問を活用した科目A-1試験の対策方法
情報処理安全確保支援士試験の科目A-1試験は、応用情報技術者試験の午前問題と同じレベルの共通知識が問われます。
ゆえに、応用情報技術者試験の対策テキストや教材をそのまま流用できます。過去に出題された問題が再び登場するケースも多いため、過去問を繰り返し解き進める学習法が非常に有効です。

出題範囲はテクノロジ系からマネジメント系、ストラテジ系まで多岐にわたります。情報処理安全確保支援士試験だからといって、セキュリティに特化した問題ばかりが出題されるわけではありません。
専門知識が問われる「科目A-2試験(旧:午前2試験)」の対策

続いて、セキュリティに関してより高度な知識が求められる科目A-2試験の概要や対策方法を解説します。
科目A-2試験(旧午前2試験)はIPA認定課程修了者向けの免除制度アリ
科目A-2試験は原則受験が必要です。ただし、IPA認定課程修了者向けの免除制度があります
本制度の活用によって、IPAが認定した学科等における情報セキュリティに関する課程を修了した者は、当該課程の修了認定をIPAに報告した日から2年以内に受験する「情報処理安全確保支援士試験」について、午前Ⅱ試験の免除が受けられます。


科目A-2試験の配点や問題構成
科目A-2試験の配点や問題構成は以下の表のとおりです。
試験時間:40分
| 科目 | 問題数 | 1問あたりの得点 | 満点 |
| セキュリティ(レベル4) | 約17問 | 4点 | 約68点 |
| ネットワーク(レベル4) | 約3問 | 約12点 | |
| データベース(レベル3) | 約1問 | 約4点 | |
| 開発技術(レベル3) | 約2問 | 約8点 | |
| サービスマネジメント(レベル3) | 約1問 | 約4点 | |
| システム監査(レベル3) | 約1問 | 約4点 | |
| 計 | 25問 | 100点 |
※問題構成は実施回によって多少変動します。
セキュリティとネットワークを中心とした対策方法
科目A-2試験の対策を進めるうえで、メインとなるセキュリティ分野(レベル4)と、関連性が高いネットワーク分野(レベル4)を重点的に学習するアプローチが欠かせません。
この2つの分野だけで全体の約80点を占める構成です。合格基準の60点をクリアするには、セキュリティとネットワークの知識を徹底的に深めておく必要があります。
その他の出題分野はデータベース・開発技術・サービスマネジメント・システム監査に限られます。したがって、ストラテジ系やプロジェクトマネジメント系の分野については、科目A-2試験に向けて新たに勉強する必要はありません。
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過去問の丸暗記にとどまらない本質的な理解が必要
これまでの午前試験においては、過去問の答えを丸暗記するだけの学習法でも一定の点数を獲得できました。
しかし、新制度へ移行する今後の試験では、単なる暗記だけでは通用しない応用問題が増加する可能性があります。
とくに科目A-2試験の知識は、そのまま後の科目B試験における長文読解や記述問題の基礎となる重要な要素です。
用語の表面的な意味だけでなく、「なぜその技術が必要なのか」などの根本的な仕組みを理解しておく姿勢が求められます。
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科目A試験の免除制度を活用し効率的な対策を進めよう
今回は、情報処理安全確保支援士試験における科目A(旧:午前)試験の傾向や対策方法、そして免除制度の仕組みについて解説しました。
科目A-1試験の免除条件を満たしている方は積極的に制度を利用し、浮いた学習時間を科目A-2試験や科目B試験の対策へ充てる戦略が効果的です。
本番は午後に行われる科目B試験ですが、基礎知識を問われる科目A試験で脱落してしまう受験者も少なくありません。
試験全体を合格するためにも、ツナガル問題集を活用して本質的な理解を深め、計画的に準備を整えましょう。
科目B試験(旧午後試験)の詳しい対策については、以下の記事で解説していますのであわせてご覧ください。








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