社会人が挫折せずに勉強を継続する方法は?5つのステップを押さえておこう! 

2020年1月2日

学生の間は周りが勉強をしているから、多くの時間を確保できるから、など、色んな要因がありますが、比較的勉強できる環境にあると言えます。

一方で社会人になると

ラク
ラク
仕事が手一杯で勉強の時間が確保できない
カズ
カズ
疲れちゃって勉強する気が起きない

と言った具合になかなか勉強できず、社会人は圧倒的に学生よりも勉強時間が少ない傾向にあります。

総務省の調査によると社会人の平均勉強時間は6分とも言われており、いかに少ないかが分かりますね。

そんな中で社会人になってから仕事の傍ら猛勉強をし、3年ほどで難関資格を含む10以上の資格を取得した筆者が社会人でも継続して勉強できるコツを紹介しようと思います。

社会人が勉強をすることのメリット

ある程度動機付けも大事かなと思うので、最初に社会人が勉強をすることのメリットに触れます。

知識をインプットする癖がつく

普段から勉強を重ねることで覚えようとする癖がつき、物事をインプットしやすくなります。

例えば勉強でノートをコンパクトにまとめる術を習得できれば仕事でも作業を要約してメモを取れたり、分からないことを調べて自分で分かりやすく置き換えるスキルもそのまま仕事に活かせます。

このように、知識をインプットする癖をつけることで、おのずと仕事でもインプットする癖がつき吸収効率が上がり、結果としてよりスピーディに、ミスを少なく仕事ができるようになります。

今後のIT化社会に対応できる

現在すごい勢いでIT化が進んでおり、以前は手作業だったものも全てPCで処理するように変わっていきました。

筆者が体験した具体例を挙げると、筆者は経理職として4年間働いていたのですが、その中で伝票の処理が紙媒体の物からPC上でのデータでの処理へと移行していきました。

ただ移行する際に当然データベースに触れるわけなのでデータベースの大まかな知識がなければ伝票を作成できません。つまりデータベースの知識を仕入れる必要があり、その作業に苦痛を感じてしまった場合その人は新しい仕事ができなくなってしまいます。

今後もさらに便利にするためにIT化に歯止めがかかることは無く、さらに勉強してコンピュータ周辺の知識などを付けていくことは必須ですね!

もちろんITに限ったことではないですが、変化のない業界はないと言えるので勉強する癖をつけて置いて困ることは無いでしょう。

お金にもつながる

もちろん勉強をし続けることでお金につなぐこともできます。

難しい資格を取って独立して働く、と言うのも一例ですが、最近ではYouTubeやブログで稼ぐ方も多くなっています。

動画の場合であれば動画の編集技術やしゃべり方、設備の知識等、ブログであればライティングテクニックやサーバ、ドメインに関する知識、商品知識などどれも勉強です。

筆者も2019年12月は20万円以上を達成することができましたが、ここに至るまでかなりの時間を費やし勉強してきたと胸を張って言えます。

収益化するには直ぐに結果が出ないので苦しい時期もありましたが、正しく勉強して行動につなげることができればこのようにお金を生むことも十分可能です。

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挫折せずに勉強を継続させる5つのステップ

ではあらためて、社会人が挫折せずに勉強を継続させる方法を5段階に分けて紹介しようと思います。

社会人が使える時間を把握する

まず、社会人が使える時間がどれくらいか把握する必要があります。

あくまで一例ですが、これは筆者が社会人だった時の平日のタイムテーブルです。

0時~6時 7時 8時~11時 12時 13時~17時 18時 19時~22時 23時~0時
睡眠 起床・朝食 通勤・仕事 昼食・昼休み 仕事・帰宅 夕食 自由時間 睡眠

筆者の職場は比較的残業も少なく、大体17時に終わることができたので1日4時間ほどは自由時間を確保することができました。

人によっては育児や家事もあり1時間ほどは時間がとられることもあります。

また、残った時間をぶっ続けで学習に充てられるほどメンタルの強い人は中々いないでしょう。30分~1時間くらいのリラックスタイムを入れるとします。

そうすると1日平均2時間くらい確保できる計算になりますね。

年間休日が120日あるとして残り245日を毎日勉強したと計算すると

2時間×245日=490時間となります。

また、残りの120日に関しては家族サービスの時間や年末年始の行事、趣味なども考慮して1日3時間程午前中に勉強すると考えると

3時間×120日=360時間となり1年間で合計490時間+360時間で850時間程確保できる計算になります。

多くの難関資格が勉強時間が1,000時間程とされているので、1年ちょっとガチで勉強すれば合格できることが分かりますね。

また、筆者の場合朝が苦手で7時起床ですが早起きをすることでさらに時間を捻出することもできます。

早寝早起きのコツや習慣化する方法は弾き語りすとLABO様で紹介されているので、あわせて参考にされてみてはいかがでしょうか。

目的を明確化する

次に目的を明確化することが大切です。

例えばプログラミングであれば、JavaScriptを2020年内に実用段階までマスターする、資格であれば2020年の中小企業診断士に合格すると言った具合に、具体的に「いつまでに何を」を明確化したほうが良いです。

そうすることでそこから逆算して勉強のスケジュールを立てることができます。

例えば例に挙げた中小企業診断士の場合、合格に約1,000時間必要と言われています。

その為、1年に850時間しか勉強時間を確保できない場合、試験日の1年前から始めたのでは間に合わなく、もう2~3ヵ月余分に見ておいた方が良いと言った方針が経ちます。

勉強に挫折してしまう方、苦手な方はこのスケジューリングが下手で、とりあえず頑張ってみたけど試験に間に合わなさそうだからやめた・・・と言う方が非常に多いです。

その為にも目標→分析→計画といった流れを常に意識しましょう。

中には目的がなかなか定まらない!と言う方もいらっしゃることと思います。そんな方に向けて、どのような内容の学習をすれば良いかをまとめた記事もあるのであわせてご覧ください。

誘惑を意識的に避ける

社会人になると自分で給料を稼げるわけで、財力もあるので色々な誘惑が出てきます。具体的には

  • 飲み会
  • ゲーム
  • ショッピング
  • インターネット

これらが全て妨げになるとは言いませんが、あまり時間を割きすぎると勉強に費やす時間を確保できなくなってしまいます

特に飲み会であれば飲んだ後も酔うため正常に脳を働かせることができませんし、ゲームであれば辞め時を見失ってしまいます。

こうして継続できない日が1日できると「今日も良いや」と勉強しなくてもいい日の敷居が下がってしまうので誘惑に惑わされないように注意しましょう。

もしどうしても断れない用事がある・・・と言う場合は5分だけでも良いので継続して0の日を作らないことを意識しましょう。

学習アプリを利用する

最近は机の前に座ってテキストを読んだり筆を動かすだけが勉強ではありません。

例えば技術が発展した今日では通勤中に英会話を聞いたり、スマホのアプリを用いて学習動画を見ることも可能となっています。

これらを活用することによって上記のタイムテーブルの通勤・帰宅時や仕事の合間を縫って勉強時間を稼ぐこともできるので忙しい社会人は活用していくべきと言えますね。

更に最近ではスケジューリングを補助してくれるような学習アプリも充実しており、このサイトでもSTUDYPLUSといったアプリを紹介しています。

こういったアプリ等を積極的に活用することもまた勉強の一つでもあるので、視野を広げてみてください。

このサイトでは資格に特化した情報を扱っていますが、多くのスクールでもこういった時間が限られた社会人を対象としたスクールがたくさんあります。

特にスタディングは通勤講座とも呼ばれ働く人をターゲットとした講義を展開しているので、ぜひ一度覗いてみてください!

勉強時間だけに拘らない

今回は大まかに勉強時間の観点について触れましたが、勉強時間だけでなく勉強の質を上げることも重要です。

極論を言ってしまえば机の前に座ってぼーっとしてて1時間経ってもそれは1時間とカウントすることも可能です。しかしそれでは意味がありませんよね?

逆に、勉強時間が1,000時間必要と言われている資格でも300時間で合格できることもあります。

それは決して生まれつき頭が良いわけではなく、限られた時間の使い方がうまいだけです。こちらも掘り下げて書くと長くなるので、別途記事にまとめました。

まとめ

社会人にとって勉強することで得られるメリットは非常に多いですが、大半の方がほとんど勉強時間を確保できておらず挫折してしまっているのが現状です。

そんな中で勉強を継続できるだけでもかなりのアドバンテージになります。

1年間続けるだけでもかなり変わるので、是非上記で述べたようなポイントを押さえて頑張ってみてください!

カズ
カズ
継続は力なり!1年続けば習慣化されて続けるのが辛くなくなるよ!
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