[FP3級]相続税(総額の計算)[無料講座・例題付き!]

2020年10月22日

今回はFP3級の相続税における総額の計算について学習します。

キュー
キュー
個人の課税井価格を求めたら次はどうするか覚えてるか?
チョロ
チョロ
確か・・・全部いったん足し合わせるでチュ!

総額の計算

個々人の課税価格を求めたら以下の流れで相続税の総額を計算していきます。

遺産にかかる基礎控除

各人の課税価格の合計額から遺産にかかる基礎控除額を差し引き、課税遺産の総額を計算します。

遺産にかかる基礎控除額は以下の様に求めます。

遺産に係る基礎控除額=3,000万円+600万円×法定相続人の数

キュー
キュー
ここの法定相続人の数は生命保険金と死亡退職金の控除額の500万円×法定相続人の数と同じやで

相続税の税率

課税遺産総額を求めた後は法定相続分をかけて再分配し、税率を用いて税額を求めます。

なお、相続税の税額は以下の速算表を用いて計算します。

法定相続分に応じた取得金額 税率 控除額
1,000万円以下 10% なし
1,000万円超~3,000万円以下 15% 50万円
3,000万円超~5,000万円以下 20% 200万円
5,000万円超~1億円以下 30% 700万円
1億円超~2億円以下 40% 1,700万円
2億円超~3億円以下 45% 2,700万円
3億円超~6億円以下 50% 4,200万円
6億円超 55% 7,200万円
カズ
カズ
この表は試験で与えられるから覚えなくて大丈夫!

相続税の総額の計算例

実際に課税価額がそれぞれ、配偶者が8,800万円、息子4,500万円、娘3,500万円だった場合の計算です。

遺産に係る基礎控除額

3,000万円+600万円×3人=4,800万円

課税遺産総額

8,800万円+4,500万円+3,500万円-4,800万円=12,000万円

個々の相続税

配偶者

12,000万円×1/2=6,000万円

6,000万円×30%-700万円=1,100万円

息子

12,000万円×1/4=3,000万円

3,000万円×15%-50万円=400万円

12,000万円×1/4=3,000万円

3,000万円×15%-50万円=400万円

相続税の総額

1,100万円+400万円+400万円=1,900万円

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総額の計算・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

問1

相続人が被相続人の配偶者と子3人の計4人である場合、相続税額の計算における遺産に係る基礎控除額は、()となる。(2020年/1月)

1 5,000万円
2 5,400万円
3 5,800万円

問2

Aさんの相続に係る課税遺産総額(「課税価格の合計額-遺産に係る基礎控除額」)が2億4,000万円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。(2019年/1月・実技)

【家族構成】
Aさん:被相続人、2020年12月17日に病気により死亡した
Bさん:妻
Cさん:長女
Dさん:Aさんの普通養子

法定相続分に応じた取得金額 税率 控除額
1,000万円以下 10% なし
1,000万円超~3,000万円以下 15% 50万円
3,000万円超~5,000万円以下 20% 200万円
5,000万円超~1億円以下 30% 700万円
1億円超~2億円以下 40% 1,700万円
2億円超~3億円以下 45% 2,700万円
3億円超~6億円以下 50% 4,200万円
6億円超 55% 7,200万円

1 5,300万円
2 6,200万円
3 8,100万円

解説(クリックで展開)

総額の計算・まとめ

今回は相続税における総額の計算について学習しました。

学科では遺産に係る基礎控除が、実技では相続税の総額が良く問われます。

カズ
カズ
何パターンか解いて完全に解けるようにしておこう!

次回は相続税における各人の納付税額の計算について学習します。


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