情報処理安全確保支援士とはどんな資格?日程や形式、合格後の進路など

情報処理安全確保支援士とは2017年4月から新スタートした国家資格で、情報セキュリティスペシャリストの後継資格として位置づけられた資格になります。
また、情報処理技術者試験の中では初の名称独占資格のため、合格後は情報処理安全確保支援士を名乗る事ができます。しかし、そのためには3年で15万円の費用を払う必要があります。



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情報処理安全確保支援士の統計・お役立ち情報
参考書や勉強法などの情報を個別に書いている記事へのリンクです。
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情報処理安全確保支援士の掲示板・独学支援サイト
過去問題や参考書等試験について分からないところがあれば下記の掲示板で共有しましょう。
また、参考書的役割を果たす独学支援サイトも随時作成中なのでご活用ください。
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情報処理安全確保支援士の難易度
情報処理安全確保支援士の難易度についてまとめていきます。
難易度について
難易度は情報セキュリティスペシャリストを踏襲しており、スキルレベル4と、試験で測れるレベルの中では最高難易度といわれています。
しかし、同じ高度区分の資格であるネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリスト、ITストラテジストと比較すると年に2回試験を受けられることや、必修でセキュリティを今まで学んできてたことからも受かりやすいといった声が多いです。
合格点
情報処理安全確保支援士の試験は午前1・午前2・午後1・午後2に分かれますが、どれも60/100点以上とる必要があります。
平均合格率
合格率は平均で15%弱となっており、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の合格者が受けての高確率がこれだとするとかなり狭い門だと言うことが分かります。
しかし中にはIT未経験者や基本・応用情報技術者試験を飛ばしていきなり受験し合格している方もいらっしゃいます。
彼らは口をそろえて「国語の試験だった」と言うことが多く、文章をしっかり読んで状況を把握する力があれば合格できてしまう場合もあります。
勉強時間
勉強時間は応用情報技術者試験を取得していることを前提に大体200時間ほど言われています。
応用情報技術者試験でIPAの記述問題になれている場合、答え方のコツや問われ方のパターンがある程度理解できているのでそのままステップアップして合格できる場合も多いです。
逆にIPAの記述になれていない場合はそこでかなりの時間を食ってしまうので、問題を解く際に特に記述問題の書き方や着眼点に注意しながら解いていくように心がけましょう。
情報処理安全確保支援士の日程
情報処理安全確保支援士の試験の日程についてまとめて行きます。
申込日
試験申し込み日は試験日の100日ほど前から受付開始し、約1ヶ月間の間に申し込みをする必要があります。
試験日
試験日は毎年4月と10月の第3日曜日です。
合格発表日
情報処理安全確保支援士の合格発表日は試験日から2ヶ月後の水曜日12時になることが多いです。
ITパスポートや基本情報技術者試験より長いのは記述問題の採点や、合格率の調整のためと言われています。
登録期限
支援士に合格したら登録申請をすることで正式に支援士として登録することが出来ます。
その期限が1月末と7月末になります。
資格自体は所有し、登録しないでおくのも一つの手なので、その辺は下記の記事を参照してください。
その他の情報
その他の試験の情報をまとめておきます。
試験形式
試験は午前1・午前2・午後1・午後2に別れ、午前はマークシート形式、午後は記述形式です。
午前問題は過去の流用が多く、選択肢の並びも同じなので暗記で答えられてしまうことも多々あります。
ここで、午前試験が60点以下の場合不合格となり午後の採点は一切されないので注意しましょう。
午後1は3問の中から2問を、午後2は2問の中から1問を選ぶ形式です。
午後1の傾向として問2はセキュアプログラミングでC++を使うことが多いので、プログラミングが得意な方は得点源に、苦手な方は避けるようにしましょう。
午後2は2時間の長丁場になります。集中力が切れてしまうと持たないので、普段から本を読み、長い文章に慣れておきましょう。
受験料
受験料は税込みで5,700円となっています。情報処理技術者試験はどの試験も一律でこの額です。
主催者サイト
情報処理安全確保支援士の主催者サイトは以下になります。
申し込みも該当サイトの受験申込みから可能なので、説明をよく読んで申し込みましましょう。
資格取得後は
情報処理安全確保支援士の試験を取得できた後、どの様な活躍が出来るかをまとめて行きます。
セキュリティ・ネットワークエンジニアとして活躍
一つ目としてはセキュリティ・ネットワークのプロフェッショナルとして働くと言った選択肢です。
セキュリティエンジニアやネットワークエンジニアの数は圧倒的に足りておらず、手に職をつけたい場合はオススメの職種になります。
最近の会社では支援士になった後に入社したとしても、登録費用から維持費まで負担してくれる会社も増えつつあります。
費用を抑えつつ、キャリアを磨ける、まさに一石二鳥なので取得された方はまず、その道を目指してみては?
転職のDODAでは非公開求人も多く、支援士を持っていることで紹介してくれる会社もあったので登録だけしておくのも手です。
セキュリティコンサルタントとして活躍
セキュリティ特化のコンサルタントとして多くの企業を見ながら、アドバイスをしていくと言った働き方も可能で、筆者の知り合いでも数人このような働き方をしている方がいらっしゃいます。
会社側としてもセキュリティ求人を出してもなかなか人が集まらず、最終的にコンサルタントとしてアドバイスを貰っている、と言った状況も多いので、需要としては現状かなり高いと言えます。
あえて登録をしない
支援士の試験は登録後費用が掛かり、3年間で15万は中々の痛手と言えます。
そのため、すぐにセキュリティ業務に従事しない場合は様子見で資格だけ取得しておいて登録しないと言った手もあります。
先ほど述べたように、会社によっては補助が出るところもあるので、補助が出ることが確定したら登録する、と言った流れの方が経済的負担は抑えられます。
ただし、試験に合格しただけで登録せずに支援士を名乗ると違法になってしまうので注意してください。
まとめ
今回は情報処理安全確保支援士に関する情報をまとめました。
この記事で支援士に興味を持った方は是非、受験してみましょう。
また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。
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