[中小企業診断士試験]おすすめの通信講座・スクールはどこ?各講座を徹底比較!
中小企業診断士は範囲が広く深さも深いため独学で勉強するには少々ハードルの高い資格となってきます。
そんな中で候補として出てくるのがそう、通信講座やスクールの利用ではないでしょうか。
今回は筆者が数ある通信講座の中でも特におすすめできる講座を状況別に紹介していこうと思うので、受験を考えている方、どんな講座があるか知りたい方は是非読んでいってください!
通信講座・スクールのメリットとデメリットについて
初めに、通信講座を受講する際にどういったメリットやデメリットがあるのかを見ていきましょう。
メリット
メリットとしては大きく分けて以下の3つです。
モチベーションの持続
特に中小企業診断士のように範囲が広く、計画性を必要とする資格の場合はモチベーションの維持が困難で、申し込んだのは良いものの途中でその膨大な量にやる気がそがれてしまい挫折してしまう方が非常に多いです。
その点スクールではスケジューリングをしっかししてくれていることもあり、何よりお金を払うのでその分途中で投げ出すのはもったいないといった思考に繋がりモチベーションは続きやすくなります。
通学系の塾では周りに同じ資格を目指している方がいるので、ライバル意識を持てたりわからないところを教えあったりといった点でもモチベーションに繋がりますね。
時短になる
各塾やスクールでは今まで大勢の受講者を合格に導いてきた実績があり、ノウハウが蓄積されています。
そのため各試験の頻出事項や受講生が躓きやすいポイントも熟知した講師が集まっているため、やみくもに1から勉強するよりも確実に早ペースで学習を進めていくことができます。
社会人で通勤時間しか時間が取れない方、寝る前のちょっとの時間で勉強したい方なども隙間時間で効率よくインプットできます。
受講形式はさまざま
受講形式として、家にいながらPCで学習できるものもあれば通学して講師の話を聞きながら授業を進めるものもあります。
最近ではスマホ1台あればどこでも受講できる便利なものもあるので忙しい方でも逆に暇な方でも自身に合った学習方法で進めていくことができますね!
デメリット
次にデメリットになります。講座を受けるにはそれなりの対価もあるので確認しておきましょう。
それなりに費用が掛かる
まず大きなポイントとして、どの講座も非常に高く、軽く十万円ほどかかる講座が多いです。
そのため初期投資が大きく、途中で挫折してしまった場合の無駄が大きくなってしまいます。
絶対に合格してやるんだ!何があっても最優先で頑張る!といった意気込みと覚悟がない場合は無駄になる可能性も考えられるので、受講前にしっかりと意思確認をしましょう。
勉強のノウハウを知っている人には不要
普段から独学に慣れており、自分のペースを保って勉強できるという方もわざわざお金を払って受講する必要はないのかなと思います。
ある程度勉強に自信がある方はとりあえず1年目に独学で受験してみて無理そうだったら2年目に講座、といった手順でも問題ありません。
特に1次試験の場合は科目合格もあるので独学で挑んで部分合格できればそれはそれで占めたものです。
他の資格と被っているところもある
講座の内容的に他の資格と被っており、そっちですでに勉強済みの場合はわざわざ同じことを講座で習いなおすハメになることも考えられます。
特に情報処理技術者試験の基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、簿記2級、ファイナンシャルプランナー3級・2級辺りは被る場所が多いのでそちらの資格を持っている場合は独学の方が良いこともあります。
通信講座・スクールの失敗しない選び方
次は肝心な通信講座の選び方についてです。
この次の項で本題の通信講座をいくつか紹介していきますが、誰に対してもこれが良い!と断言できる講座はありません。人によってあうあわない、生活スタイルによって選ぶべきorそうでない物があるので、その点を念頭に置いておいてください。
安さだけに拘らない
中小企業診断士を扱う講座の中にはかなり破格なものもありついつい惹かれがちです。
しかしそういった格安講座には質が伴っていないものも多く、使用していく過程で「なんか違うな・・・」と疑問に思ってしまうことも・・・
最終的には合格できないと意味がないので、安さだけに拘らずにしっかりと教材の質も吟味して選ぶようにしましょう。
自分に合ったスタイルで
勉強を始める時に多少の時間しか取れないのかそれともガッツリとれるのか、はたまた、Web講義が良いのか実際に講師やほかの生徒と一緒な教室で受けるのが良いのかある程度方針を決めておきましょう。
最近では隙間時間を利用して勉強できるコースもあれば、講師が一人一人に丁寧に教えてくれるような手厚いコースもあります。
選択肢が広い分迷うかなとも思いますが、その中で自分に合うスタイルを選んでいけば自ずと選択肢は狭まっていきます。
サポートはどれくらい必要か考慮する
スクールの中には質問制度や添削制度などが充実しているコースもあります。
しかしこれらは結構お高く費用がかさむと言ったデメリットがあります。
これらのサポートを利用するのなら全く問題ないのですが、中にはあまり使わない・・・なんてこともあるので本当にそのサポートを利用する価値があるかどうかもしっかりと考慮しておくと良いかもしれませんね。
キャンペーンは利用しよう
中小企業診断士の通信講座は非常にお高いものばかりですが、キャンペーンによっては1~20%程割引で安価で受けられるものもあります。
元が高い分少しの割引率でも抑えられる費用は大きいので絶対に利用しましょう。
資料請求は絶対に
キャンペーン情報やどんなコースがあるかといった情報は各スクールが無料配布している資料にすべて書かれており、このサイトを含め他のどこの情報よりも的確です。
特に時期的なものや最新のコースなどは資料にしか載っていないこともあり、それを見逃すと非常に痛手となってしまうので、そうならないためにも気になる講座があれば必ず資料請求はしましょう。
無料なのでここは合わないなと思っても大して損失はありません。逆に資料を請求せずに後から別のお得情報を知った時の方が損失です。
中小企業診断士の通信講座・スクール比較
それでは早速、本題のスクール比較に入っていこうかなと思います。
診断士ゼミナール
受講料(税込) | 59,780円~ |
受講期間 | 3年間 |
受講形態 | DL形式 |
カリキュラム (1次2次試験プレミアムコース) |
1次基礎講座 1次補習講座 1次問題演習講座 1次過去問題集 1次直前講座 2次基礎講座 2次事例別講座 |
教材 | 各種テキスト 講義動画 |
サポート・特典 | 質問(無制限) 3年間延長保証 合格祝い金 等 |
診断士ゼミナールの概要
診断士ゼミナールは後述のスタディングに次いで安い通信講座です。
安いと言うと「安かろう、悪かろう」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、診断士ゼミナールにおいてはそのようなことは無く、フルカラーテキストに加えゆっくりとわかりやすい口調で話す講義が非常に好評となっています。
問題集は非常に分厚く、1週回るだけでも相当な演習量になることは間違いありません。
メールでの質問にも対応しており、回数に制限はありません。特に2次試験は対策が難しいこともあり、「なぜこのような回答になるの?」と疑問を持つ方も多いです。この質問制度は積極的に活用していきたいですね!
また、合格時には祝い金として30,000円程返ってくるので、実質最安値と言っても良いですね!
診断士ゼミナールの口コミ
動画が分かりやすく、講師の説明も倍速等でも聞き取れる丁寧な話し方です。試験に対しての要・不要の説明もあり、テキストも動画とリンクさせて復習がしやすく、試験範囲が非常に広い中で効率を考えた教材でした。
他の参考書は解説を理解するのに時間がかかりますが、当講座は簡略かつ迅速であり、繰り返しやることで知識が定着しました。
・手作り感のあるテキストはメリハリがあり、理解や暗記が大いに捗った。また、一次の過去問を厳選した「問題演習講座」が理解の定着に大変効果的であった。
・1次の過去問も6年分と十分な量が付いていて、また解説も分かりやすく、理解がさらに深まった。
・松永講師の言い回しが楽しく、飽きずに視聴できた。
サンプル映像は見ていましたが、講師の説明の仕方が自分に合うかどうか少し心配でした。実際には、気になるところはなぜそうなるのか適切な説明が入っており、想定していた以上に分かりやすく、硬くなっている頭にも入ってきました(笑)。
また、再生速度も変えられる点もよかったです。通常速度では遅く感じましたが1.5倍速にするとぴったりでした。試験が近づいた頃は、苦手なところを2倍速にして繰り返し見ていました。
診断士ゼミナールの動画
サンプル動画は以下をご覧ください。
診断士ゼミナールのポイント
診断士ゼミナールの中小企業診断士講座に関して、詳しく知りたい!という方は以下の記事もあわせてご覧ください。
診断士ゼミナールの受講はこちら
スタディング
受講料(税込) | 53,790円~ |
受講期間 | 次回試験まで |
受講形態 | Webのみ |
カリキュラム | 合格戦略講座・・・9回 1次基礎講座・・・58回 実践フォローアップ講座・・・48回 2次基礎講座・・・48回 |
教材 | スマート問題集 過去問セレクト講座 1次試験年度別過去問題集 |
サポート・特典 | 学習マップ チェックリスト AIマスター |
スタディングの概要
スタディングは最近CMやYouTubeの広告でもよく見る方が多いかなと思いますが、短期間で合格した人たちの勉強方法を徹底的に分析したオンライン講座となっています。
学習教材が全てオンライン上で完結しており、持ち運ぶのはスマホ1台で良いと言った非常にお手軽な講座です。
もちろん1次2次両方に対応しており、問題練習もすべてオンラインで対応可能、学習マップが用意されており効率よく勉強できるようになっています。
そして最も着目すべき点はその価格。割引を入れると40,000円ほどで受講でき、他の講座よりもはるかに安いのでお財布にも優しいです!
肝心な講義の量と質ですが、量に関しては上記の通り回数もそれなりで決して不足してるとは言えません。
そして質に関しては合格者の学習パターンを徹底的に分析しているので「どうしたら短期で合格できるか」といったポイントに着眼点を置いていて分かりやすく、学習マップを最初に示してもらえるためスムーズな学習ができます。
STUDYingがここまで中小企業診断士の講座に力を入れているのには理由があり、なんと、講師の綾部氏はSTUDYingを運営するKIYOラーニングの社長でもあり、サラリーマン時代に経営にかかわる仕事がしたいという思いから中小企業診断士を取得し、創業したという背景があります。
綾部氏自身中小企業診断士に挫折した経験もあり努力の方なので同じように目標を持っている方にとっては参考になることが多いと言えますね。
スタディングのレビュー・口コミ
中小企業診断士は10年前に一度受験を志しましたが、仕事に忙殺されたまま時間だけ過ぎていきました。40才になったある日、通勤中にスマホをいじっいて目に留まった広告が”通勤講座”。
『なんとなくスマホをいじってる時間を全て学習時間にできれば』と一念発起し、2017年9月から受講スタート!ほとんど初見の分野ばかりでしたが、気が付けば毎朝、綾部さんの動画を見るのが日課になっていました。(次の更新はまだですか?と問い合わせした事もあります(笑))その後、通勤講座主催の決起大会でストレート合格を誓って勉強本格化。ひたすら過去問に向かい合う日々。。。
テキスト、過去問、動画、学習マップ。同じテーマをさまざまな角度から切り込む内に理解が深まり、1次、2次とも突破!あの日の誓いが現実になりました。
もちろん合格した今こそがスタート。ここから更なる学びが待っています。しかし通勤講座で学んだ学習法・学習習慣を武器に、これからも効率的に楽しく学び倒していこうと思います!
私が「通勤講座」(現「スタディング」)を始めたのが1年ほど前。初めのうちはあまりまじめに取り組まず、週に2,3回学習するだけでしたが、これではいかんと毎日少しでも聴くことから習慣づけることにしました。以前ベートーヴェンの第九合唱に参加したとき暗譜するのにやはり毎日聴くことを習慣づけるのに3週間かかるという体験がありましたから、今回もとにかくまず3週間は毎日聴くだけでもやろうとしました。するともう通勤時に聴かないといられないようになりました。
こうして、まず通勤時にスマホで聴く。会社の昼休みにスマホで問題を解く。帰りもまた講義を聞いて、週末には自宅のPCで模擬テストを本番モードで解くようにしました。これを順調に繰り返し、6月までに1次試験の範囲は一巡しました。
その後は、知識に不安が残る、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策については、重要なポイントをノートに書き出して記憶を定着させるようにしました。
2次試験は、過去問を10年分、紙に印刷して試験時間と同じ時間で方眼ノートに回答をしてみました。その後解説を聴きながらより正解に近づけるよう工夫していきました。
スタディングのテキスト・動画
スタディングのポイント
スタディングの中小企業診断士講座に関して、詳しく知りたい!という方は以下の記事もあわせてご覧ください。
スタディングのお試し・受講申し込みはこちら
資格の大原
受講料(税込) | 254,600円 |
受講期間 | 次回試験まで |
受講形態 | 通学講座(一部通信) 通信講座 |
カリキュラム | 1次基本講義・・・59回 プレ2次対策・・・4回 1次直前対策模擬試験・・・14回 1次公開模擬試験 2次直前対策講義・・・4回 2次直前対策模擬試験・・・4回 2次公開模擬試験 2次過去問演習・・・8回 2次直前対策演習・・・4回 |
教材 | 1次基礎テキスト 1次トレーニング問題集 1次試験過去問題集 2次試験過去問題集 2次事例テキスト 2次トレーニング問題集 キーワード集 1次模擬試験教材 2次模擬試験教材 |
サポート・特典 | 振替視聴制度 転校制度 質問対応 各種割引 |
資格の大原の概要
本気になったら大原、の資格の大原です。
予備校なども併設されており、あらゆる資格や専門課程もあるので一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
老舗で大手なだけあり網羅的でテキストの量も質も高く(多く)、がっつりと叩き込むことができます。
こちらの講座の特徴としては、各科目をそれぞれ単体で受講することができる、1次と2次を別々で受講することができる、Web、通学、オンライン講習などさまざまな受講形態で受講することができる利点があります。
逆にデメリットとしてはそれぞれの講義は2万円~で掻い摘んで学習する分には安価に抑えられる反面、すべてを受講すると結構な料金になってしまう点が挙げられるので、部分合格している方や一部免除している方が受講するのが最も良いと思います。
資格の大原のレビュー・口コミ
経営のことを短期間に幅広く、体系的に学べたことは大変有用でした。
また、試験に向けて、ただ授業で聞くだけでなく、たくさんの演習を通じて自分の中に知識を落とし込めていったことも良かったと思います。
1次試験について、7科目ある中で、「経済学」や「運営管理」の生産管理分野などは、今まで全く縁がなかったこともあり、当初は本当に合格できるのか心配でした。
しかし、わかりやすい講義とテキストに加え、月1回のペースで来る科目別答案練習があり、目標を持って勉強ができたため、リズムを崩さず継続して勉強できました。
2次試験については、1次試験の知識を問う選択問題とはうって変わって、知識をいかに活用できるかという論述問題であり、試験日も1次試験合格発表からわずか1ヵ月半後と短かったため、無我夢中で過去問題に取り組みました。勉強としては1次試験よりも楽しいと感じましたが、論述問題だけに解答例とずれることも大きくあり、力がついているのか不安になることも多かったです。
大原で週1回行う授業で一緒に受験する仲間とお互いの答案を見ながらディスカッションすることで、少しずつ力がついてきていることが確信できて、本番にいい精神状況で臨むことができました。
資格の大原の動画
資格の大原のポイント
資格の大原の資料請求・受講はこちら
LEC東京リーガルマインド
受講料(税込) | 242,000円~ |
受講期間 | 次回試験まで |
受講形態 | 通学講座 通信講座 DVD講座 |
カリキュラム | 1次ベーシック・・・インプット42回、アウトプット7回 1次ステップアップ・・・インプット7回、アウトプット7回 1次アドバンス・・・インプット7回、アウトプット7回 1次直前総まとめ講座・・・14回 2次ベーシック・・・インプット6回、アウトプット4回 2次厳選過去問アプローチ講座・・・インプット6回、アウトプット6回 2次フォローアップ講座・・・4回 2次アドバンス・・・インプット4回、アウトプット8回 |
教材 | FOCUSテキスト(各科目) |
サポート・特典 | 早期申込割引 |
LEC東京リーガルマインドの概要
LEC東京リーガルマインドの特徴としては講義はもちろんのこと、サポートが手厚く、例えば本番一ヵ月前からするべきことをまとめたチェックリストを設けてくれたり、個別相談会を開いてくれたりと挫折しない取り組みがたくさん盛り込まれています。
模擬試験も全国各地で実施されており、より着実な実力を身に着けることが可能となっています。
肝心な講義の内容としては、出るところに学習ポイントを絞り、得点に直結するように配慮されています。
テキストの名前もFOCUSとなっているのはそれが所以ですね。肝心のなか見も少し上げているので、是非ご覧ください。
LEC東京リーガルマインドのレビュー・口コミ
2次試験対策は受験校によって差があります。
LECでは講師が変わっても解法の核となる部分が同じなので、いろいろな伝え方に触れることで結果として理解が深まりやすかったと思います。
他校の通信は講師が一人ですべて2次対策講義を行うため、通信だった自分は受験生同士で話し合うこともできず、考え方が偏ってしまっていたのかもしれません。
講師の面倒見が良い:担任制かつ少人数クラスで、講師と生徒が近いこと
講師が多彩で多様なBGをもつ:自分に合った講師を選べる、科目ごとも可能
講義の振替が可能:自分はつかわなかったが。2回受講も可能で、いろいろな講師と繋がれるし、受講生のネットワークも広がる⇒勉強会など
LEC東京リーガルマインドのテキスト・動画
テキスト
lec-rsec-keizai動画
LEC東京リーガルマインドのポイント
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フォーサイト
受講料(税込) | 67,980円 |
受講期間 | 対象年度6月末まで |
受講形態 | 通信講座 |
カリキュラム | 学習→基礎固め→解答力向上→弱点強化→反復学習 |
教材 | フルカラーテキスト |
サポート・特典 | eラーニング道場破り オリジナル合格グッズ 合格祝い金(amazonギフト券) |
フォーサイトの概要
フォーサイトの特筆すべきポイントとしてはテキストのつくり込みにあり、フルカラーテキストを採用、加えて色と一緒に定着して覚えられるため記憶に残りやすく楽しく学習できるようになっています。
累計受講者数20万人を突破する大手スクールで、非常に信頼性も高くなっています。
また、到着地点として「満点」ではなく、「合格ライン」を意識して作られているため、本当に必要な部分、これだけは押さえておかなくてはならない部分を優先的に学習することができます。
講座に関してもハイヴィジョンにこだわり板書がよく見えるようになっているのでオンライン学習をする場合はこちらの講義が非常におすすめです。
更にeラーニングシステムとして道場破りと呼ばれるアプリも備わっています。
こちらは好きな時間に好きな場所で講義を受けることが可能で、メールでの質問制度やゲーム感覚でできる確認テストも備わっていて使い勝手が良いです。
唯一残念なポイントをあげるとしたら、フォーサイトはまだ中小企業診断士の受講が開講してから日が浅く1次試験しか対応していない点です。
2次は別途対応が必要になるのでその点だけ注意しましょう。
フォーサイトのレビュー・口コミ
道場破りは、フォーサイトを選ぶ決め手となったツールです。
できるだけ簡単に合格したいと思っていました。
まるでゲームをするかのように問題を解いて、知識を習得する道場破りは、私にとってまさに理想の教材。
どこを探しても、こんな通信講座はありませんでした。
フォーサイトのテキスト・動画
テキスト
foresight-rsec動画
フォーサイトのポイント
フォーサイトの中小企業診断士講座に関して、詳しく知りたい!という方は以下の記事もあわせてご覧ください。
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ユーキャン
受講料(税込) | 98,000円 |
受講期間 | 次々回試験まで |
受講形態 | 通信講座 |
カリキュラム | 1次試験科目合格→翌年1次試験合格→2次試験合格 |
教材 | 科目別問題集6冊 事例トレーニング問題集 口述試験対策 |
サポート・特典 | 質問対応 添削指導 受講生専用インターネットサービス |
ユーキャンの概要
通信講座の代名詞ともいえるユーキャンも中小企業診断士を取り扱っています。
中小企業診断士の講座自体も30年以上続けておりその分ノウハウが詰まっていると言えますね。
また、カリキュラム的にユーキャンは他の講座よりも受講期間が長く設定されており、初年度で1次試験を受験、翌年度で1次試験を完全合格して2次試験にも合格すると言った2ヵ年計画になっています。
テキストの質が高いのはもちろんの事、ユーキャンならではの強みとしては質問制度や添削指導といった他の通信講座では実現できないような手厚いサポートがウリになっている点です。
添削の回数も10回に渡り、1次試験対策が6回、2次試験対策が2回、終了課題が2回とてんこ盛りで、添削指導も講師が詳細に分析し的確なアドバイスを貰えます。
特に2次試験は採点基準が分からないといった事から独学が難しいですがこのようにアドバイスをもらえるのは有難い限りです。
テキストはスマホやタブレットに落とし込むこともできるので通勤や通学時にも使えて猶更便利です。
ユーキャンのレビュー・口コミ
とにかくユーキャンの教材で勉強して、講師の先生方の言うことを素直に聞いていれば間違いありません。
講座の進め方通りに、マニュアルに沿ってやっていけば気がついたら合格できていると思います。頑張ってください!
ユーキャンのテキスト
ユーキャンのポイント
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クレアール
受講料(税込) | 70,000円~ |
受講期間 | 翌年2次試験終了まで |
受講形態 | 通信講座 通学講座 |
カリキュラム | 1次試験対策・・・132回 2次試験対策・・・58回 |
教材 | 1次合格テキスト7冊 1次論点別過去問題集7冊 1000問ノック問題集7冊 2次合格テキスト1冊 2次年度別過去問題集4冊 1次・2次各種答練(問題冊子・解説冊子) 1次・2次公開模擬試験(問題冊子・解説冊子) |
サポート・特典 | 合格お祝い金 安心再受講制度 受験料負担 |
クレアールの概要
非常識合格法で有名なクレアールは中小企業診断士も人気がありその理由としては安心感を買えることです。
具体的に何が安心なのかというとサポートのところにもあるように再受講制度があり、万が一1回不合格だったり本番受験できなくても翌年も無料で受けられてしまう点が大きいです。
元々合格率が1次も2次も20%と低く、受講しても100%合格できるとは言えない中小企業診断士だからこそこのサポートは非常にありがたいですね。
また、元々2年計画で進めていくことを前提とした講座もあり比較的ゆっくりと計画的に進められる点でもこの講座は大きいです。
肝心な講義の中身としては冒頭で触れた非常識合格法が活きており、過去数十回の試験を徹底的に分析し、その中から60%以上合格するために必要な論点を絞って取り扱っています。
スマホ動画での学習が可能なのでいろんな場所で学習を進めることが可能で、テキストも豊富なので非常に徹底していることが分かりますね。
STUDYingやユーキャンと比較すると多少割高ですが、その分テキストの充実性やサポートの濃さを考慮するとこちらに軍配が上がります、
クレアールのレビュー・口コミ
10年前にもトライしいったんは諦めましたが、今回再チャレンジし、1年での合格を勝ち取ることができました。成功要因は、クレアールの学習方法と教材を信じ取り組んだ結果だと思います。
教育機関の選定では、①通学型/通信教育のどちらを選択するか、②講師・教材の質の2つがポイントとなります。
①は、好み・環境等で判断は異なると思いますが、10年前に大手の通学型の教育機関に通った経験では、通学型の場合、各教科に複数の講師がおり、講師の質にバラツキがあると感じました。通信教育の場合は、厳選された講師が登壇し、信頼して受講できるという理由で今回は通信教育を選択しました。
②は、講師に受からせよう、という意欲があるか、つまり受かるために必要な情報をアウトプットするか、教材については、学習範囲が広いなかで、いかに必要最低限な情報に整理されているかがポイントだと思います。
上記2点につきましては、クレアールの「効率よく学習し、短期間で合格する」のコンセプトのもと、非常に満足できるものでした。
1次試験への取り組みは、学習期間が非常に短かったため、確実な理解が必要な財務・会計と経済学を中心に学習し、記憶量の多い経営法務・経営情報システム・中小企業経営政策は直前にまわしました。また、企業経営理論・運営管理は前回の知識が多少残っていましたので、講義を聞く程度としました。合格に必要なポイントが整理されていたため、合格のためにこれだけ押さえておこうと集中した勉強ができました。
2次試験への取り組みで、最も印象的で役に立った言葉が2つあります。「2次試験も正解は1つ」、「全問、この会社はどうすべきか/どうなるべきかを常に意識する」。この言葉によって、試験問題は、どうコンサルするかという流れで作成されていることが腹落ちしました。結果、細かなテクニックに頼ることなく、正解に近い解答が作成できるようになったと思います。
会社内の企画として働く傍ら、個人的な活動としてベンチャーの支援をしていました。この中で、「もう少し体系的に企画したり、ベンチャー支援ができたりしたら良いな」と思うようになりました。そこで思い出したのが、「中小企業診断士」でした。確か、経営について幅広く体系的に学べる資格だったはず!?という感じです。そこで、診断士について調べてみるとやはり、幅広く体系的に学べることが分かりました。これが私の受験動機です。
学校選びのポイントですが、「クレアールに診断士講座があれば、クレアールに申込む!」と決めていました。その理由は、クレアールが過去に出版していた簿記の本が非常に分かりやすかったためです。
クレアールに申し込んだのが、11月頃です。そこから約2ヵ月間、毎週の様に教材が自宅に送られてきました。正直無理かな?と軽い挫折をしつつ(笑)、この量を「8月の1次試験までに覚える!」と覚悟を決め、1~8月の間、毎朝コンスタントにひたすら暗記の日々でした。
1次試験の自己採点の結果、「ギリギリ合格している?」というボーダーラインでした。そのため、合格しているという前提で、2次試験までの約2ヵ月間、「過去問を解く⇒解説を理解」ということをひたすら繰り返しました。
結果としては、2ヵ月間という準備不足もあり、2次試験は12点足りなくて不合格でした。
不合格が分かってから1カ月程度挫折を味わいながら、もう一年頑張ろう!と決意。
そこで、2次試験の本質は何だろう?と考えたり、調べたり、クレアールの解説を読んだり、郵送による指導・採点から紐解いたりしました。そして、辿り着いた答えが「2次試験は、多面的かつ論理的に記載する診断報告書」です。これを意識して2次試験に臨んだ結果、11点超えて(去年から23点アップ)無事に合格する事ができました!!ご支援頂いたクレアールの皆様、本当にありがとうございました。また、これから受験しようと考えている皆さんの合格を願っています。
クレアールのテキスト・動画
テキスト
動画
クレアールのポイント
クレアールの資料請求・受講はこちら
また、当サイトでは数社しか診断士講座を取り扱っていませんが、「中小企業診断士による資格勉強法サイト」様ではなんと、規格外の18社もの講座情報を扱っています。
かなり詳しく紹介されているので、あわせてご覧ください。
おすすめの通信講座
一通り筆者が良いと思える通信講座を紹介させていただきました。
ただそれでもどれが良いか分からない・・・となかなか決まらない場合もあるかなと思います。
そういった方に向けて筆者一押しのスクールを紹介させていただきます。
個人的なおすすめはSTUDYing
個人的に最もおすすめできるスクールはSTUDYingになります。
なぜSTUDYingが良いのかを列挙していこうと思います。
場所を選ばない
一つ目は講座がオンラインで完結しているため、自宅にいながら、移動しながら、仕事の休み時間に至る場所で学習することが可能です。
忙しい社会人などでわざわざ通学しないと受けられない・・・といったことがないので安心して受けられますね。
テキストを必要としない
ビデオ講義の質が非常に高く、授業内容も懇切丁寧、加えてスマホでも見やすい文字サイズになっておりいちいちテキストを用意しないで良いといったメリットがあります。
また、テキスト自体もWEBで参照可能で、検索機能もあるため辞書的な使い方もできます。そのおかげでスマホ一台でどこでも勉強ができてしまいます。
オンラインで問題練習が可能
オンラインで問題を解くことが可能で、間違えたところだけを記憶して再学習できるような効率の良い学習が可能となっています。
また、受講者全体の平均点も見ることができて、自分が今どれくらいの理解度なのかを把握できるのもこの講座ならではの大きな強みです。
学習手順もサポート
学習マップが用意されており適切な順番で講座を受講することができます。
それによってどこから手を付ければよいの・・・と迷うようなこともなくなります。
Q&Aサービスもあり
分からないところはもちろん講師に質問することが可能で、さらには他の受講者が以前にしたQ&Aも覗くことができます。
そのため効率の良い学習をすることができます。
安い
何より安いです。他の講座は大体全部一貫して受けると20万円程になることもあり、その5分の1程度で押さえられるのは大変魅力的であると言えるでしょう。
受講は以下から
STUDYingは以上の理由からも非常におすすめできる講座だと断言できます。
もし受講してみたい!といった場合は以下のリンクから登録が可能で、無料体験を受けることももちろん可能なので、とりあえずは一度体験してみてください!
STUDYingは実際に受講しており、その時の感想なども書いているので気になる方は下記記事をご一読ください。
受講するにあたって
いくつか講座を紹介させていただきましたが、スクールや講座を受講するにあたっては以下の点にも気を付けると良いかなと思っています。
受講=合格ではない
一つ目は受講=合格ではないということを念頭に置いておいて欲しいということです。
講座を受講し、高いお金を払うとそれだけで合格した気になってしまう方は毎回どの資格でも一定数いらっしゃいます。
確かに講座を受講すればさまざまなノウハウを得られ、人よりも優位に立てるためアドバンテージではありますがそこで慢心してしまっては結果は見えています。
特に中小企業診断士は1次も2次も合格率20%の非常に狭き門で、受験者も会社から無理やり受けさせられたような渋々受けている方は少なく、大半の方が志高く本気で臨んできている試験になります。
そのため少しの油断も命取りになるので、「受講した、だから有利だ」ではなく、「受講した、これでようやくスタート地点に立てた」くらいの心構えでいましょう。
合格するまであきらめない
中小企業診断士はかなり狭き門で超難関資格です。そのため当たり前のように落ちます。
ただ救いどころとして、科目合格制度や免除制度もあるので毎年諦めずに挑戦し続ければいずれ合格は見えてきます。
せっかく受けた試験なので、途中で投げ出さずに本気で挑み続けましょう。今までかけた時間とお金を無駄にしないためにも。
一人で解決しようとしない
中小企業診断士のような難関資格こそ、一人で受験するものだ!と意気込んで頑張る人も多いですが、個人的には一人で黙々とやるよりも多くの人と情報を共有し、より正確な情報を仕入れた方が良いと思っています。
特に1次は各科目60%がボーダーの絶対評価の試験になるため、周りはライバルではなく同じ目標を持った方々です。
そういった方々と問題だけでなく過去の傾向の分析や戦略を共有したほうが互いに切磋琢磨できて良いのではと思っています。
もちろん、過度ななれ合いは禁物ですが・・・。
筆者的におすすめのアプリにSTUDYPLUSがあるので一度こちらも使ってみてください!
中小企業診断士の通信講座・スクールまとめ
中小企業診断士の通信講座はどれも高いものが多く、範囲も広いため中々受講までの敷居も高く挫折もしやすい資格です。
ですが、しっかりと時間をかけて講義を聞き、インプットとアウトプットを繰り返せば合格できない試験ではないのでまずは自分に合う講座を見つけ、計画を立てて着実に挑みましょう。
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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