[日商簿記3級]訂正仕訳の処理[無料講座・例題付き!]

2019年9月8日

今回は日商簿記3級訂正仕訳について学習します。

チョロ
チョロ
受け取った小切手を現金じゃなくて当座預金として処理しちゃってたでチュ~
キュー
キュー
そういう時は後から訂正仕訳で正しい処理に直してやればええで

訂正仕訳

誤った仕訳を行ってしまった場合、本来処理すべき仕訳に訂正する必要があり、これを訂正仕訳と言います。

問題文中に「本来~とすべきところを~として処理していた」などといった文言があったらほぼ訂正仕訳を問う問題なので対処できるようにしましょう。

訂正仕訳の手順としては次の4ステップを頭に入れて置けば良いです。

  1. 誤った仕訳を考える
  2. 誤った仕訳の逆仕訳を行う
  3. 正しい仕訳を行う
  4. 2と3の処理を合わせる

誤った仕訳を訂正する場合

実際に誤った仕訳を訂正する例題を解いてみましょう。

ひまわり商事は、仕入先すすき商事に対する買掛金1,000円を小切手で支払った時に、貸方科目を現金と仕訳してしまっていたので、これを訂正する。

1.誤った仕訳を考える

文章中から誤った仕訳を考えてみます。

貸方に現金と仕訳してしまったことから、そのまま貸方に現金を記載します。

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000

また、借方は正しく買掛金と処理しているのでそのまま買掛金を記載します。

借方 金額 貸方 金額
買掛金 1,000 現金 1,000
キュー
キュー
この仕訳は過去に誤って仕訳してもたやつやから、グレーアウトして区別してるで

2.誤った仕訳の逆仕訳を行う

次にこの仕訳の逆仕訳を行い、処理を帳消しにします。

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000 買掛金 1,000

この仕訳をすることでそもそもの処理をいったん無かったことにしているわけですね。

3.正しい仕訳を行う

そして正しい仕訳を考えます。小切手で支払った、という事は当座預金からお金が引き落とされることになります。

また、貸方は買掛金を支払ったことによる負債の減少なのでそのまま買掛金で問題ありません。

借方 金額 貸方 金額
買掛金 1,000 当座預金 1,000

4.2と3の処理を合わせる

2と3の処理を行えたら、それを合体させて処理します。

2は

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000 買掛金 1,000

3は

借方 金額 貸方 金額
買掛金 1,000 当座預金 1,000

となるのでこれを合体させると

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000 買掛金 1,000
買掛金 1,000 当座預金 1,000

となります。

また、貸方、借方両方に買掛金1,000円があるのでこれらは相殺してしまいましょう。そうすると、以下のような仕訳が残りそれが答えとなります。

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000 当座預金 1,000
キュー
キュー
最終的には当座預金で処理しないといけないところを現金で処理してたから、その分当座預金を減らして現金を増やしたってのと同じやな
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訂正仕訳・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

次の仕訳をせよ。

金額は3桁ごとにカンマで桁区切りをして半角で入力すること。

(例:現金 500、商品 1,000,000)

使える勘定科目は以下のものとする。

勘定科目:[現金][当座預金][売掛金][買掛金][売上][仕入]

問1

買掛金8,000円を現金で支払った時に、借方科目を誤って仕入と仕訳していたので訂正する。

借方 金額 貸方 金額

問2

商品800円を掛けで売り上げた時に、誤って貸借逆に仕訳していたのでこれを訂正する。

借方 金額 貸方 金額

解説(クリックで展開)

訂正仕訳・まとめ

訂正仕訳はちょくちょく問1に出題されることがあり、1問当たりの配点も大きいので決して落とせない論点になります。

そしてもちろん、2級、1級といった上の級でも当たり前のように出てくるので、①~④のステップを機械的に覚えてしまうのが得策です。

カズ
カズ
何問か解いているうちに要領をつかめるから、後は問題を解くだけ!

次回からは帳簿に関して学習します。


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