経理はやばいからやめとけ！？「きつい・しんどい」と言われる理由を徹底解説！

経理はやばいからやめとけと言った意見を聞くこともあるかもしれません。業務内容がきつくしんどいだけでなく、AIにとって代わる可能性があるとも懸念されています。

確かに、経理で単純作業だけしているとコンピュータに仕事を奪われる可能性が高いです。しかし、筆者自身も経理を4年間やってみて、やばくない、むしろやってみてよかったと思っています。

この記事では、経理がやばい・やめとけと言われる理由と、本当にきついのかどうかについて解説していきます。

経理がやばい・やめとけと言われる理由

経理がやばい・やめとけと言われる理由は主に以下の5つです。

AIに仕事を取られる可能性がある

AIを含むコンピュータは、計算や正確性で人間をはるかに上回ります。したがって、素早く確実な処理を求められる経理業務の多くはコンピュータに取って代わる可能性が高いです。

人間がどんなに早く処理してもコンピュータには勝てないため、人間が経理をするメリットがないと考える人も多いです。

業務に専門知識が問われる

経理は会計学をはじめとして幅広く深い専門知識が問われます。したがって初めは覚えることが多く、なかなか仕事になりません。

結果としてきついと感じてしまう方がいます。経理の知識は身に付ければ大きな武器になりますが、学ぶ姿勢がなければ辛いです。

決算時をはじめとする繁忙期がある

経理には決算期や会計監査など、繁忙期があります。繁忙期は残業も増えなかなか帰れないことも多いです。

慣れていても普段より2~3時間は残業時間が増えます。業務に慣れないうちはさらに長く時間がかかってしまうため、きついと感じてしまいます。

正しい評価を得られない

経理は営業や製造と違い、売上や利益に直結しません。そのためなかなか評価を得られず、給料が上がらないと感じる方も多いです。

自分で売り上げを上げてその分給与に反映させたいと考える方からは、経理は退屈・やりがいがないと感じてしまいます。

各部署から目の敵にされる

経理は予算の関係上、他の部署と密に連携を取る必要があります。各部署がしっかりと経理の面で不正をしていないか、正規の簿記の原則に従って資産計上をしているか定期的に確認しなければいけません。

お金に関してしつこく聞くこともあり、各部署からは「監視されている」と煙たく感じられるケースも多いです。

この他にも経理がきついと言われる理由について、よちきゃり派遣様の記事で紹介されています。興味がある方は目を通してみましょう。

経理は本当にきつい？しんどい？

経理はきつい・しんどいといわれることも多いですが、経理だけがつらくしんどいわけではありません。

筆者自身経理と他の仕事を経験して、経理の方が楽だったと思う点もいくつもあります。

経理よりきつい業務はたくさんある

筆者は経理以外にセキュリティエンジニアも経験していますが、インシデント発生時の対応は経理の決算期よりはるかにきついです。

経理の決算期はあらかじめ時期がわかっているため、備えられますがインシデントはいつも突発です。備えがなく急に対応しないといけないため、心理的にも身体的にもストレスがかかります。

営業・製造現場・フリーランスの方と話す機会も多いですが、話を聞く限り決して経理より楽とは思いません。経理も経理で大変ですが、経理より比較的きつい業務も多いです。

経理は給料が高い

経理は専門性が高い分、給料も多くもらえます。他の事務職と比較すると以下の通りです。

参考：経理の平均年収は５０９万円！年齢別・男女別・役職別の年収も解説

経理は年収が高く、やりがいのある仕事です。

ワークアンドライフバランスを取りやすい

経理は決算期こそ忙しいものの、それ以外は比較的残業も少なく定時帰りする人も多いです。

経理はワークアンドライフバランスを取りやすく、プライベートを重視したい方にもおすすめです。

専門知識が身につく

経理では会計をはじめとする専門知識を学べます。経理の専門知識はどの企業でも必要とされています。

年収に満足できなければ資格取得や実務を通してスキルを上げ、規模の大きな企業へのキャリアアップも可能です。

MS-Japan

エージェント名	MS-Japan
運営会社	株式会社MS-Japan
料金	無料
経理の求人数(2023年4月28日時点)	2,728件
対象年齢	20代～50代
求人エリア	全国
強い業界・職種	経理・財務・人事・総務・法務　など
公式HP	https://www.jmsc.co.jp/

MS-Japanは管理部門・士業の転職に特化した転職エージェントです。

キャリアアドバイザーは経理・財務をはじめとする管理部門のプロなので、経理業務に関して熟知しています。転職の相談だけでなく、キャリアプランの相談にも乗ってもらえて安心です。

実務経験者や資格保有者の場合、非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。未経験で経理に挑戦したい方から、経理職でキャリアアップしたい方まで、幅広くおすすめです。

doda

エージェント名	doda
運営会社	パーソルキャリア株式会社
料金	無料
経理の求人数(2023年4月28日時点)	10,146件
対象年齢	20代～50代
求人エリア	全国
強い業界・職種	営業・経理・企画・金融　など
公式HP	doda

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。

CMでも有名ですが、転職希望者の2人に1人が利用しています。求人数も非常に多く、経理職だけで10,000人を超えています。

履歴書の添削や面接の練習など、転職未経験の方に向けたサポートも充実しているので、初めての転職で不安な方も活用してみましょう。

経営に近いポジションで働ける

経理は会社におけるお金の流れについて学べます。会社にとってお金の流れは血液のようなもので、無くてはならない重要なものです。

経営者もまずは数字を気にするため、数字を学べる経理は非常に強いです。出世コースの人にはまずお金の流れを知ってもらうため、経理に配属するような企業も少なくありません。

経理の仕事がきつい・しんどいと感じたら？

経理の仕事がきつい・しんどいと感じたら、無理に進める必要はありません。具体的には以下のような方法で対策できます。

資格を取って知識を増やす

経理がしんどいと感じる理由として、知識が足りず業務が滞る可能性があります。知識不足で仕事が進まない場合、まずは知識を付けましょう。

日商簿記2級まで取得できれば、大抵の経理業務は理解できます。

上司に相談して部署異動をする

どうしても経理が合わない場合、上司に相談して部署異動を打診してみましょう。部署異動は転職と異なり、会社は変わりません。

したがって現職で築いた信頼関係を保てます。転職活動はかなりエネルギーを使うため、まずは自分の会社で異動できないか考えると良いです。

転職して異業種に挑戦する

社内で異動が叶わないなら、転職して異業種に挑戦しても良いです。ただし異業種に挑戦する場合難易度は高いです。

経験がないため年収が下がる可能性も考えられます。リスクを避けるためにも、未経験・第二新卒に特化した転職エージェントを活用しましょう。

マイナビジョブ20's

エージェント名	マイナビジョブ20's
運営会社	株式会社マイナビ
料金	無料
求人数	非公開
対象年齢	20代
求人エリア	全国
強い業界・職種	営業・事務・エンジニア　など
公式HP	https://mynavi-job20s.jp/

マイナビジョブ20'sは株式会社マイナビが運営する20代特化の転職エージェントです。

業界未経験者・第二新卒OKの求人が多いので、新卒で入った会社が合わない方や、実務経験がない方におすすめです。

履歴書の添削や面接の練習など、手厚いサポートも充実しているので、安心して利用できます。すべて無料なのでまずは登録して試してみましょう。

第二新卒エージェントneo

エージェント名	第二新卒エージェントneo
運営会社	株式会社ネオキャリア
料金	無料
求人数	10,000件以上
対象年齢	20代
求人エリア	東京・大阪・名古屋などの都市圏
強い業界・職種	営業・事務・経営・企画　など
公式HP	https://www.daini-agent.jp/

第二新卒エージェントneoは手厚いサポートが魅力の第二新卒・既卒者向け転職エージェントです。一人当たり平均10時間のサポートを受けられる転職エージェントはなかなかありません。

また、求人は有料な大手企業・ベンチャー企業ばかりです。ブラック企業は独自の基準ではじかれるため、危ない企業に出会う確率は低いです。

万が一不採用の場合でも、何が原因だったかのフィードバックが得られるため、次に生かせます。初めての転職活動で不安な方は、第二新卒エージェントneoを活用してみましょう。

経理がやばいかどうかに対するよくある質問

経理はやばい・やめとけと言われるが、将来性の高い仕事

経理はAIの登場によって淘汰されるといった懸念があったり、高い専門性を求められて難しいことからやばい・やめとけと言われることが多いです。

しかし、経営に直結する経理がなくなることはまずありえません。

経理で得た知識は転職したり異動したりしても使えるため、興味があればまずは経理職に挑戦してみましょう。