[ITパスポート試験]未経験でも就職・転職に有利?IT業界や事務職にも役立つ??求人情報や仕事内容、年収を解説!

情報系の国家資格で、IT系に興味がある方、駆け出しエンジニアがまずとってみたい資格の候補にITパスポートが良く上げられます。
ITパスポートは毎年10万人前後の方が受ける超人気資格でそれだけ需要があり皆さんが取りたいと思っている資格です。
筆者も数年前に取得しましたが、あらためてこの資格は転職に有利なのか、求人数はどんなものか気になったので、その辺を重点的にITパスポートを持って転職したい方に向けて有用な情報をまとめて行きたいと思います。

これからITパスポートを取得して、就職活動や転職活動しようと考えている方は、参考にしてみてください。
ITパスポートは転職に有利?
ITパスポートの取得をきっかけに、未経験でプログラマやシステムエンジニアといったIT系の資格に挑戦したい!と思い立った方も多いかと思います。
実際筆者もこの資格を取った後で転職活動をしたことがありますが、結論から言うと持っていないより断然有利になり、アピールの仕方では十分評価されるというのが個人的な答えになります。

未経験で内定をもらえた例はたくさん!
実際に筆者自身、とあるIT系の企業から資格のおかげで内定をもらえた例になります。
もともと筆者は事務職でPC自体は扱うものの同じ作業ばかりでつまらない、このまま何年何十年も同じことをやっていくのかと漠然と考えた時に不安になり、自分で物を創造できる職に就きたいと思い会計のソフトウェアを手掛けている会社に応募したことがありました。
その際自分には経理の経験しかありませんでしたが、ITパスポートを最短で取得しITにかかわる知識も補い、勉強意欲を見せたところ、採用者側にもその熱意が伝わったようで無事に内定をいただけました。

生涯有効な国家資格なので知名度的にも安心
IT系の資格はベンダー資格も含めると数えきれない程あり、中には資格の名前を言われても「なにそれ?」「どんなことができるの?」と言った知名度が低すぎて何にもならないような資格もゴロゴロ転がっています。
また、必死の思いで勉強しても3年や5年で期限が切れてしまい、更新が面倒だったり再度取得しないといけないと言った制約があるものから受験料が数万円かかり高すぎて億劫なものまであります。
しかしITパスポートは経済産業省と結びつきが強いIPAが主催しており国のお墨付きであり、知名度も高く一度取得できれば生涯有効な資格です。
更新にかかる手間もなく安心して次にステップに進めるので良い資格ですよね。

システムを使う側の立場としての幅広い知識が身につく
ITパスポートは基本情報や応用情報と言った開発者向けの資格ではなく、ITを運用する、PCを使いこなす方向けの資格です。
今後ビジネスをしていく上でIT機器の利用は必要不可欠ですよね?PCを使わない仕事はまずありませんし無線やメールもまず使います。
そういったツールの仕組みや使い方、規格などを学べ、さらには今後も懸念されるであろうセキュリティについても学べるため安全の面でも受けておいた方が良い資格だと言えます。
経営・マネジメント能力も身につく
情報処理技術者試験の強みとしてはITだけでなく経営やマネジメントと言ったスキルも学べる点です。
ITというのはあくまで人の手が届きにくいものを届くために助けてくれるツールであり、ITだけを極めてしまってもいずれ頭打ちが来ます。
どんな技術力が高いエンジニアでもそれだけで成功するとは言えず、成功している人を見ていると経営戦略を練るのが得意だったり管理能力も有ったりとまさに経営力・マネジメント力が高い方が多いです。
そういったスキルや知識も一緒に学べるのは大きな強みであり、現場でも重要視されるスキルです。
統計からみたITパスポートの需要や年収
実際に筆者自身はITパスポートのおかげで未経験で内定を勝ち取れましたが、全体的に見てどうでしょうか。
たまたま運よく内定貰えただけじゃないの?という声も聞こえてきそうです。
なのでここではいくつか統計を用いてどれくらい将来性があるか見てみましょう。
IT・情報通信業界の有効求人倍率の推移
近年IT化IT化言われており、人手が足りていないとよく聞きますが本当にそうでしょうか。
ここに実際に転職サイトで有名なDodaが調べた有効求人倍率の推移のデータがあります。
出典:https://www.ryukke.com/?p=10156
こうしてみると2014年から抜きんでてIT・通信業界の倍率が高く、いかに人手が足りていないかわかります。

更に月ごとに上下はするものの、年単位にすると毎年増加傾向といった事もお分かりいただけるかなと思います。
市場が広がっている中で、それに直結する資格を持っているという事は売り手側としての価値をあげられることになります。
選択肢が広がり、より良い条件の仕事を選べる可能性が上がりますね。
ビジネスパーソンに聞いた資格ランキングでも上位
次に、実際に仕事をしている方たちは資格についてどのように感じているのでしょうか。
こちらは資格のスクールとして有名なユーキャンが独自に取ったアンケートになりますが、最初に働いている方が武器になると感じた資格の結果になります。
出典:https://www.u-can.co.jp/company/news/1201253_3482.html
上位5位に情報処理技術者試験が位置しており、ITパスポートもこの資格にカテゴライズされます。
もちろんここからさらに基本情報や応用情報に分かれることも考えられますが、1つのグループとして数千とも数万とも数がある資格群の中で上位5位にランクインするのはすごいことです。
労働者の約16%、6人に1人が必要と感じるほどの資格であることからも仕事上でも役に立つという事が見て取れますね。

5GやIoT、AIといった技術は今後も発展していきますし、IT化はまだまだ留まらないので今後さらに上位に上がることも予想されます。そういった点からも、今のうちに取得しておいて損はないですね。
次に、今度は採用する側、採用担当者が採用判断時に重視している資格も見てみましょう。
順位は宅建士や社労士に抜かれ6位となりますが、こちらも重要視している割合が20%と非常に高く人気であることが分かります。
5社に1社の割合で歓迎されるので日本に存在している170万社のうち30数万社は候補に入るわけです。
もちろん例外もあるとは思いますが、自分が企業を選べる立場になることには変わりないので、大きな武器と思って自信を持っていただいて問題ありません。

最後に、こちらもユーキャンのデータになりますが、採用担当者が実際にどれくらいの割合で資格保有者を重視しているかといった統計もまとめられていたので掲載します。
全体の採用担当者のうち75%は資格取得を重視していると言った結果になっており、特に複数応募者の中で甲乙つけがたい場合は、資格保有者を採用すると答えた方が過半数を超えています。
このことからも資格に意味がない、とは言えないですね。
更に募集職種に関連する資格でなくても、「学ぶ」姿勢を評価すると答えている方も約30%いらっしゃいます。
万が一IT企業に就職する気がないとしても、PCやメールを始めビジネスでIT機器を使う事は間違いないので使いどころは絶対にあります。

ITパスポートを保有している方の年収は300万円前後
ITパスポートを保有している方の年収は250万円~350万円が多く、平均して300万円ほどです。

確かに、ITパスポート保有者の年収はそこまで高くありません。
理由としては、ITパスポートを取得する年齢層が高校~新卒で若いからだと考えられます。

これからキャリアアップのために取る資格としては費用対効果は十分にあると言えます。
ITパスポートを取ったらすべきこと
知名度もあり実際に筆者のように資格のおかげで転職を成功させた例も他にもいくつも知っていますが、成功させるにはただ資格を取っただけではダメで、積極的にアピールしていく必要があります。

具体的には転職サイトに登録
では積極的にアピールするにはどうすればよいか、それは転職サイトに登録することです。
転職サイトに登録することでより自分を知ってもらい、保有資格をアピールすることができます。

登録すべき理由
転職サイトに登録すると以下のような恩恵が得られ、資格を武器にした転職成功可能性も大きく跳ね上がります。
企業側の目に留まりやすくなる
大きなメリットとして、転職サイトではほとんどプロフィールを入力することが可能となっており、保有資格を載せることで企業側でも求職者を探しやすくなります。
実際に企業側から直接メールでオファーが来ることもあり、オファーの場合は自分から応募するよりも可能性がぐっと上がるので利用しない手はありませんね!
筆者が採用担当者の仕事を上司に任されたときも特定のポジションの方を求める場合は資格でフィルターを掛け、該当者に一斉メールを送るといった方法を取っていたこともあります。

確実に自己PR文等よりは目に付くところなので、抜かりなく書くようにしておいてください!
そして何より、このように求人オファーを直接もらえた場合、書類選考なしにいきなり面接確約だったり、最終面接1回受けるだけで良かったりといった内定までの距離が近いのが嬉しいポイントです!

中には大手有名企業からのオファーも!?
こういった求人を送ってくる企業は人が直ぐにやめるようなブラック企業や中小企業が多いのではないかと思われますが、そんなことは無く、誰もが知るような大手企業からの求人もバンバン来ます。
というのも、最近はIT業界にかかわらず多くの業界でITに詳しい人を求めており、業界最大手の化学業界や物流業界もIT化を目指しているものの人を集められなくて二の足を踏んでいるような状態です。
筆者自身も化学業界TOPのグループ企業に勤めていたので現状を把握していますが、そういった意味でもITパスポートを持って登録しておくだけでさまざまな求人が流れ込んでくるので大きなメリットになります。

登録しないとどうなる?
登録することによるメリットだけでなく、登録しないことによるデメリットも書いてみます。
自力での転職活動は難しい
筆者もこの資格を取った最初のころは資格もあるしエージェントなどに頼らずとも自力で何とかなるだろうと高をくくっていました。
しかし自身の力だけで転職活動をするのは意外と難しく、コネを築くにも手法がまず分かりません。
TwitterなどのSNSを利用した就職活動もなかなかコンタクトが取れずもどかしい思いをしてしまい、今振り返ってもあれは時間の無駄だったなと感じています。

ライバルに先を越される
丁度同時期に似たようなスキルを持った同期も転職活動をしていたのですが、彼の方が先に転職サイトに登録し、スムーズに転職を成功させ、就職先も県内でトップクラスに給料が良いところに決まっており悔しい思いをしました。
その企業は条件が良くホワイト企業と認識されておりなかなか求人が出ないのですが、タイミングよく枠が空き登録していたメールに求人が届き応募したところ合格したそうで、筆者はその段階でまだ登録すらしていなかったので単純に機会損失となってしまったわけですね。
このようにタイミングを逃すとせっかくとったITパスポートの資格も価値を発揮しないまま終わってしまうのでそうならないようにも活用していきましょう!

転職サイトの活用につきましては、本業のやまさんという方が良い声カンパニーといったサイトで詳しく紹介されています。そちらもあわせてご覧いただければと思います。
ITパスポートの各サイトでの求人数比較
ITパスポートの良さを紹介したうえであらためて、求人数がどんなものか、実際にどれだけの企業が欲しているかを見て行きましょう!
マイナビ転職
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 1,500件 |
ITパスポートの案件数 | 40件 |
利用者層 | 20代 |
案件傾向 | 事務・営業 |
新卒時にもお世話になった方が多いと思われるマイナビですが、第二新卒者、20代の方向けの転職サイトも運営しています。
こちらでITパスポートを条件に検索したところ以下のような結果となりました。
資格があれば未経験歓迎の求人も多く、取り敢えず資格を取ったから就職or転職したい!という方にはおすすめの求人が多くありました。

Doda
種類 | 転職サイト・転職エージェント |
案件数 | 公開7万件 |
ITパスポートの案件数 | 194件 |
利用者層 | 20~40代 |
案件傾向 | 営業・エンジニア |
約7万件もの案件を取り扱うDodaは求人ヒット数も多く、転職エージェントでは最多の194件となりました。
仕事内容もITインフラからゲーム、メーカーの社内SE等多彩で筆者も飛びつきたくなるような良条件の求人もちらほらみられました。
Dodaは登録後のエージェントのサポートも手厚く、面談、履歴書作成、面接の日程調整全て無料でトントン拍子に進むので何としても転職したい!という方は最初に登録すべきエージェントだと思います。
また、非公開求人も多く、資格に加えて個々の経歴やアピールポイントがあると求人が増える確率も大いに上がります。

ミイダス
種類 | 転職サイト |
案件数 | 5万件 |
ITパスポートの案件数 | 2,670件 |
利用者層 | 20~60代 |
案件傾向 | 営業・事務・エンジニア |
ミイダスは自分の経歴やスキルを入力しながら合致する企業やオファーを求めていく少し変わったサイトです。
学歴や住居地、職歴によって左右されることもありますが、最後の所に資格を入力し、その資格も条件に含まれて反映されます。
4大卒、26歳、東京で資格をITパスポートのみにした所以下のような結果になりました。
未経験でも2,000を越える会社が求めてくれていて年収も742万円はすごいですよね!
もちろん人によってはこれ以上になる方も多いと思うので(筆者もスキル自体は最低限の物をぶち込みました)気になる方は無料診断してみると面白いですよ!

求人数について
ここまでITパスポートの求人数を紹介しましたが、転職を考えている場合、その転職を成功させるためにもいくつかアドバイスがあるので紹介します。
求人数は変動する
今回掲載した求人数は2019/3/2に調べた数値ですが、時期によって求人数は変わります。
特に4月、9月は求人が増え、6月や12月のボーナス前後には人が離れないため求人数が減ります。
すぐに転職する!と意気込まず、まずは登録だけしておいて時期を見極めるのも良い戦略だと思います。

転職サイトは複数登録前提
どのエージェントやサイトも無料ですし、複数登録してはいけないと言った規制はありません。
チャンスを増やすためにも手あたり次第登録するのもアリです。
むしろ同じ会社の同じポジションでも、A社の場合は年収450万円、B社の場合は年収400万円といったように待遇が違うこともあります。
この違いは両方に登録して見ないと分からないので、実際に登録して違いを見てみましょう。

IT業界特化のエージェントに登録するのもアリ
今回紹介したエージェントはすべて大手の誰でも知っているようなエージェントばかりでした。
しかし中にはIT系の求人だけを取り扱う転職サイトもあります。
詳しくは下記ページにまとめたので一度目を通してみても良いかもしれません。
扱う求人が絞られている分一人一人への対応も手厚く、成功率も高くなっています。
最後は1つに絞る
魅力的な求人が多いと舞い上がってしまいますが、影分身の術を使えない限り最終的に行ける会社は1つです。
通信業界に行きたいのか、ゲーム業界に行きたいのか、はたまたメーカー企業で社内SEとしてのんびりしたいのか、そういった軸をもって転職活動するようにしましょう。
加えてせっかく絞った会社に応募しても落ちてしまっては資格を取ったのに・・・と無力感に襲われます。そうならない様にもありとあらゆる情報網を駆使し、何をしておくべきかを念頭に置いておきましょう。
Iパスが活かせる仕事
主にITパスポートを欲しいとしている求人数がいくつあるかわかったところで、具体的にどんな仕事があるか気になる方も多いかなと思います。
ここでは具体的な職種や業界を紹介するので、これだ!と思うのがあったら是非転職エージェントにも登録してみてください!
中にはITパスポートが応募条件ではなく、入社後にITパスポートの取得を推奨すると言った場合もあります。
まだ持っていなくても興味がある、勉強しているというだけで採用される可能性は十二分に有りますね!
プログラマ・システムエンジニア
まずITパスポートから真っ先に思い浮かぶのがプログラマやシステムエンジニアですね。
ITパスポートの資格があれば広い知識を養うことができるので企業からの人気もかなり高くなっています。
内容としても初心者や未経験者歓迎案件が多いので飛び込むならチャンスです!
未経験のエンジニア系求人を取り扱うエージェントとしてはレバテック・キャリアがおすすめです。
レバテック・キャリアは1人1人に対してのサポートが手厚く、履歴書や職務経歴書の書き方はもちろん面接の日程調整等もしてくれるので非常に心強いです。
筆者もこのエージェントのおかげで未経験から大手IT企業へ内定を頂けたので、是非最初に登録していただきたいエージェントになります。
社内SE
プログラマやシステムエンジニアと似たようなポジションではありますが、ITパスポートを活かせる仕事として社内SEもあります。
普通のシステムエンジニアと何が違うのかと疑問に思う方も多いかもしれませんが、社内SEは非IT系の企業に所属して社内のインフラ(セキュリティだったりネットワークだったり)の整備を行います。
少人数で運営されることもあり、自分たちでシステムを作るといった事はそこまで多くはありませんが、運用管理能力が問われます。
筆者自身も社内SEの経験がありますが、まったりした環境であることが多いので仕事にがっつり打ち込みたくない!と言う方は良い選択肢だと思います。
社内SEを取り扱うおすすめのエージェントはDodaになります。
扱う案件が多い分、行きたい企業や業界の社内SEに就ける可能性もぐっと上がりますよ!
IT事務
最近ではIT事務と呼ばれると呼ばれるIT×オフィスワークといった組み合わせも見られるようになってきました。
事務作業でもExcelを使うこともあればPC周りの設定をしないといけないこともあります。
そんな時にITパスポートレベルの知識があれば十二分に対応し活躍することが期待できますね。
事務系を多く扱うエージェントとしてはマイナビジョブ20’sが挙げられます。
未経験向けの案件も多く取り扱っているので積極的に利用していきましょう。

ITパスポートを取得するために
あらためて求人情報を見て、是非取りたい!と思った方もいらっしゃると思います。
Iパスは比較的取得も簡単な資格ですがテキストやスクールをお考えの方もいらっしゃると思うので、その辺をまとめておきます。
テキストを用意しよう!
参考書や問題集と言ったテキストの類は最新版を購入してください。

特に技術の革新が目覚ましいIT分野の話になるので数回前のテキストでは太刀打ちできないこともあります。
詳しくは下記ページに色々まとめてあるのでご一読ください。
特にフルカラーで解説が徹底していて人気のニュースペックテキストがおすすめです。
また、紙媒体ではなく、サイトでも良い!という方は、筆者が作成したITパスポート独学サイトもご利用ください。
こちらは全コンテンツ無料で利用可能で、市販やスクールでのテキストにも劣らないクオリティだと自負しています。
通信講座
通信講座も中々モチベーションを保てない方や、すぐに質問して問題解決したい方は通信講座もおすすめです。
通信講座の比較情報は下記にまとめているので、こちらもあわせてご覧ください。
Iパスの通信講座はどこも安いところが多いので、自信がないなら2度、3度落ちて再受験するより1発でキメてしまった方がお金も時間も節約できることが多いです。
ITパスポートを活用して有利に転職するために
どんなに良い国家資格でも使い方次第では腐ってしまいます。
そうならないよう、資格を最強の武器にできるようなアドバイスをしていきます。
プラスアルファがあるとさらに強い
ITパスポートだけでももちろん大きなアピールポイントですが、加えて何かあるとさらに転職は成功すると思います。
例えば筆者のように、前職が経理で、IT系の知識を得たので会計関連のソフトを作る会社に入りたい!等。
特に未経験でIT業界に飛び込む方は前職の知識やスキルを組み合わせられる可能性も大きいのでさらに世界を広げられないか考えてみると良いでしょう。
資格取得が内定に直結するわけではない
どんなにその資格を求める求人数が多くても、それが免罪符になって資格を持っているから文字通りパスできるとは限りません。
資格だけでなく、どうしてその求人に応募したか、何がしたいか、ちゃんとコミュニケーションできるかと言ったところも当たり前ですが見られます。
国家資格を取得したからと高を括らずに面接に臨みましょう。
IT系に拘らなくても意外と使える局面は多い
ITパスポートというとIT企業!と思ってしまうかもしれませんが、冒頭で触れたようにITを活用するビジネスの場はかなり広がっており、IT企業だけでなくていろんな場所でその知識を活かすことができます。
筆者が最初にお世話になった会社は化学系の会社でしたが、そこでもIT関連の知識は重宝されていたので、IT分野に拘らず視野を広げることでチャンスが舞い降りてくることはあると思います。
勝てるところで勝つ、あえて周りのレベルの高いIT業界に行かずにITに疎い人が多いところでITの知識を活用する戦略もアリですよ!

上位の資格を受けてみる
ITパスポートに合格して余力があればその上の基本情報技術者試験を受けてみるのも良いと思います。
内容としては意外と被っていることが多く、0からだったり時間が空いてから勉強するよりは遥かに短期間で合格できるでしょう。
そして何より基本情報は知名度が高く、Iパスよりも求人数も多くなっています。
ご参考までに基本情報の求人数もまとめているので気になる方は覗いてみてください。
ITパスポートの転職・求人情報まとめ
ざっとITパスポートに関する転職情報や求人情報をまとめさせていただきました。
ITパスポートの取得を考えている方、いざ取得してみたからどんな求人があるか気になって来た方、色んな方がいらっしゃると思いますが、資格は今後の人生にプラスになる要因に間違いはないので、上手に活用して自己実現に繋げてくださいね!
また、エージェントはすべて無料登録可能で、手厚いサポートもあるので気になる方は是非登録していってください!



福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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