DoS

2022年6月17日

DoS(Denial of Service)攻撃は、通常ではありえない数のリクエストや応答パケットをサーバに送信する攻撃です。

DoS(攻撃)とは

DoS攻撃

DoS攻撃では、処理しきれないリクエストやパケットによりサーバやネットワーク回線を過負荷状態にし、システムダウンや応答停止などの障害を意図的に引き起こします。

別名として、サービス停止攻撃・サービス拒否攻撃・サービス不能攻撃・サービス妨害攻撃などと呼ばれることもあります。

DoS(攻撃)の対策

DoS(攻撃)の対策方法としては以下のようなものがあげられます。

DoS攻撃の対策
  • 必要のないサービス・プロセス・ポートは利用しない
  • DoS攻撃の端緒になりうる各種の不備を見つけて直す
  • 脆弱性対策が施された最新のパッチを適用する
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DoS(攻撃)の関連語

DoS(攻撃)の関連語を確認しておきましょう。

DDoS

DDoS攻撃は攻撃する側の端末を複数用意して攻撃する多対1の攻撃になります。

DoS攻撃が1対1での攻撃であり、攻撃元が分かればブラックリスト登録で防げますが、DDoSはそれだけでは防げません。

EDoS

EDoS攻撃は、Economic Denial of Serviceの頭文字を取った攻撃です。

Economic(経済)的な損失を与える目的でリソースを消費させる攻撃になります。

DoS(攻撃)まとめ

DoS攻撃はサイバー攻撃の中でもメジャーで、派生形もいくつもあります。

試験でも頻出なので、対策方法と合わせて押さえておきましょう。

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Posted by 佐野 孝矩