受取手形

受取手形とは、商品取引において発行した手形債権のことです。

受取手形とは

受取手形は、得意先との間に発生した営業取引に関する手形債券のことです。

手形には約束手形と為替手形がありますが、会計上は手形金額を受け取る権利が発生するものはすべて受取手形と呼ばれます。

受取手形は売上に関して用いられる債務の性格を持つ、流動資産となります。

売掛金と似た特性を持ちますが、手形発行の有無によって判断しましょう。

受取手形を取り扱っている記事

受取手形を取り扱っている記事は以下の通りです。

しかくのいろは

[日商簿記3級]約束手形(受取手形・支払手形)の処理[無料講座・例題付き！]

https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/financial-qualification/n3/promissory-note-n3

日商簿記3級で問われる約束手形に関する仕訳処理について説明していきます。資産に値する受取手形と負債に値する支払手形のそれぞれの処理をしっかり押さえましょう。

しかくのいろは

[日商簿記2級(商業簿記)]連結会計・手形取引の相殺[無料講座・例題付き！]

https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/financial-qualification/n2/bill-discount-correction-n2c

日商簿記2級で扱われる連結会計における手形の相殺について解説しています。売掛金や買掛金といった他の債権債務との取引の違いについて押さえておきましょう。

受取手形の関連語

受取手形の関連語を確認しておきましょう。

支払手形

支払手形も買掛金同様、流動負債にカテゴライズされます。

買掛金と支払手形の違いについて、買掛金は特に書類などを発行しませんが、支払手形の場合は特定の書類でやり取りするといった決まりがあります。

営業外受取手形

営業外受取手形は、備品・有価証券・車両などの営業外の取引を起因とする手形債権のことです。

営業外受取手形で用いられるのは約束手形のみに限定されます。

受取手形まとめ

受取手形は売掛金同様、よく出てくる負債の勘定科目です。

手形取引の基礎となるので、しっかりと仕訳を覚えておきましょう。