暗号資産関連の攻撃(クリプトジャッキング)【情報処理安全確保支援士講座】

今回は、情報処理安全確保支援士の試験で問われる暗号資産関連の攻撃について解説します。


この記事のまとめ
- 暗号資産の概要
- 暗号資産マイニング
- クリプトジャッキング
暗号資産とは

暗号資産はインターネットで用いられる電子通貨で、中央銀行などの発行主体や管理者が存在せず取引所を介して売買できるものです。ビットコインやイーサリアムを筆頭に数千~数万種類存在していると言われています。

暗号資産はブロックチェーンと呼ばれるハッシュ関数を用いた技術により、複数のコンピュータ間で取引を記録・共有する仕組みを取り入れています。

暗号資産マイニング
暗号資産マイニングは、取引所を介さずに暗号資産を入手する方法で、コンピュータを用いて膨大な計算を求められます。
暗号資産のマイニング自体は違法ではありません。しかし近年は他人のコンピュータリソースを無断で使用する暗号資産マイニングマルウェアが増えており注意が必要です。


クリプトジャッキング
クリプトジャッキングは、1行ほどのJavaScriptをWebページに追加することで、該当するWebサイトを見たユーザのコンピュータリソースを用いて暗号資産マイニングを行うことです。
2017年にCoinhiveと呼ばれるサービスが登場し、そこからクリプトジャッキングは広がりました。

余談ですが、Coinhiveは2019年にサービスを終了しています。
暗号資産マイニングやクリプトジャッキングはPCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末など、Web閲覧が可能な機器なら対象となり得ます。また、クラウド環境がシステムのターゲットとなった場合、EDoS攻撃のリスクも生じます。
暗号資産関連の攻撃・例題
実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。
問1
ア:PCに不正アクセスし,そのPCのリソースを利用して,暗号資産のマイニングを行う攻撃
イ:暗号資産取引所のWebサイトに不正ログインを繰り返し,取引所の暗号資産を盗む攻撃
ウ:巧妙に細工した電子メールのやり取りによって,企業の担当者をだまし,攻撃者の用意した暗号資産口座に送金させる攻撃
エ:マルウェア感染したPCに制限を掛けて利用できないようにし,その制限の解除と引換えに暗号資産を要求する攻撃
(ログイン後回答すると、ここに前回の正誤情報が表示されます)
問2
ア:RADIUSが必須の技術であり,参加者の利用者認証を一元管理するために利用する。
イ:SPFが必須の技術であり,参加者間で電子メールを送受信するときに送信元の正当性を確認するために利用する。
ウ:楕円曲線暗号が必須の技術であり,参加者間のP2P(Peer to Peer)ネットワークを暗号化するために利用する。
エ:ハッシュ関数が必須の技術であり,参加者がデータの改ざんを検出するために利用する。
(ログイン後回答すると、ここに前回の正誤情報が表示されます)
これより、「エ」が正解です。
暗号資産関連の攻撃・まとめ
この記事のまとめ
- 暗号資産の概要
- 暗号資産マイニング
- クリプトジャッキング
今回は暗号資産関連の攻撃について学習しました。過去には午後試験で問われているので、再度問われたときには答えられるようにしっかりと対策しておきましょう。
次回は****について学習します。






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