ROE(自己資本利益率)|FP3級 2025年5月 学科試験 問42
出典:FP技能検定3級 学科試験(2025年5月公表分) 問42
分野:金融資産運用 / 株式投資
X社の株価が1,500円、1株当たり純利益が100円、1株当たり純資産(自己資本)が1,000円である場合、X社のROEは、( )である。
- ア:1.5%
- イ:10%
- ウ:15%
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まず押さえたいこと
ROEは、自己資本に対してどれだけ利益を上げているかを示す指標です。1株当たりの数値で計算する場合、1株当たり純利益÷1株当たり純資産×100で求めます。この問題では、100円÷1,000円×100=10%となります。
迷ったときの判断軸
ROEでは株価1,500円は使いません。株価を使うのはPERやPBRの計算です。ROEは「純利益」と「自己資本」の関係を見る指標なので、1株当たり純利益と1株当たり純資産を使うと判断しましょう。
実技試験につなげるために
実技試験では、株式指標の分母を見分ける力が重要です。PERは株価÷1株当たり純利益、PBRは株価÷1株当たり純資産、ROEは1株当たり純利益÷1株当たり純資産と整理しましょう。
この問題では、ROE(自己資本利益率)の計算方法が問われています。
ROEは、自己資本に対してどれだけ利益を上げているかを示す指標で、「1株当たり純利益 ÷ 1株当たり純資産 × 100」で計算できます。
資料より、1株当たり純利益は100円、1株当たり純資産は1,000円です。したがって、100円 ÷ 1,000円 × 100 = 10%となります。
なお、株価1,500円は、PERやPBRを計算する際に使う数値であり、ROEの計算では使いません。
したがって、イが適切です。
❌他選択肢が誤りの理由ア:1.5%
⇒株価1,500円を使って誤って計算した場合に近い数値です。ROEは株価ではなく、1株当たり純資産を用いて計算します。
ウ:15%
⇒株価1,500円と1株当たり純利益100円をもとに判断した誤りです。ROEは、1株当たり純利益100円 ÷ 1株当たり純資産1,000円 × 100 = 10%です。