贈与税の基礎控除|FP3級 2024年5月 学科試験 問56

出典:FP技能検定3級 学科試験(2024年5月公表分) 問56 分野:相続・事業承継 / 贈与と税金
父母のそれぞれから同一年中に暦年課税による贈与を受けた場合、贈与税額の計算上、贈与税の課税価格から基礎控除額として最高で( )を控除することができる。
  • ア:80万円
  • イ:110万円
  • ウ:220万円
解説

この問題では、暦年課税における贈与税の基礎控除額が問われています。

暦年課税による贈与税では、1月1日から12月31日までの1年間に受けた贈与について、受贈者ごとに基礎控除額110万円を差し引いて税額を計算します。

父母のそれぞれから同一年中に贈与を受けた場合でも、基礎控除額は贈与者ごとに110万円ではなく、受贈者1人につき年間110万円です。

したがって、イが適切です。

❌他選択肢が誤りの理由
ア:80万円
⇒暦年課税における贈与税の基礎控除額は、年間80万円ではなく110万円です。
ウ:220万円
⇒父母2人から贈与を受けても、基礎控除額が110万円 × 2人 = 220万円になるわけではありません。基礎控除額は、受贈者1人につき年間110万円です。
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まず押さえたいこと

暦年課税による贈与税の基礎控除額は、受贈者ごとに1年間で110万円です。父母のそれぞれから贈与を受けた場合でも、贈与者ごとに110万円ずつ控除できるわけではありません。

迷ったときの判断軸

贈与税は、贈与した人ごとではなく、贈与を受けた人ごとに1年間の合計額で考えます。同一年中に父からの贈与と母からの贈与がある場合は、それらを合算し、その合計額から基礎控除110万円を差し引きます。

実技試験につなげるために

実技試験では、複数人から贈与を受けたケースで贈与税の課税価格を計算する問題につながります。暦年課税の基礎控除=受贈者1人につき年間110万円と押さえ、贈与者の人数分だけ増えるわけではない点に注意しましょう。