老齢基礎年金の繰上げ支給|FP3級 2024年5月 学科試験 問33

出典:FP技能検定3級 学科試験(2024年5月公表分) 問33 分野:ライフプランニングと資金計画 / 公的年金
60歳0カ月で老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をし、支給開始を60カ月繰り上げた場合、老齢基礎年金の減額率は( )となる。
  • ア:24%
  • イ:42%
  • ウ:60%
解説

この問題では、老齢基礎年金を繰上げ受給した場合の減額率が問われています。

老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、減額率は「0.4% × 繰上げた月数」で計算します。

本問では、60歳0カ月で請求し、65歳からの支給開始を60カ月繰り上げているため、0.4% × 60カ月 = 24%となります。

したがって、アが適切です。

❌他選択肢が誤りの理由
イ:42%
⇒42%は、老齢基礎年金を繰下げ受給する場合に、0.7% × 60カ月で計算した増額率です。繰上げ受給の減額率ではありません。
ウ:60%
⇒繰上げた月数は60カ月ですが、60%減額されるわけではありません。1カ月あたりの減額率0.4%を掛けて計算します。
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まず押さえたいこと

老齢基礎年金を繰上げ受給する場合、減額率は1カ月あたり0.4%です。60カ月繰り上げた場合は、0.4% × 60カ月 = 24%となります。

迷ったときの判断軸

繰上げ受給は、本来の65歳より早く年金を受け取り始める制度ですが、その分、年金額は減額されます。繰下げ受給の増額率は1カ月あたり0.7%ですが、繰上げ受給の減額率は1カ月あたり0.4%と分けて押さえましょう。

実技試験につなげるために

実技試験では、繰上げ・繰下げによる年金額の増減を計算する問題につながります。繰上げ=減額、繰下げ=増額と方向を確認したうえで、月数を掛けて減額率や増額率を求めましょう。