ユニファイドメモリ方式|科目A-1 令和7年 秋期午前試験 問9

出典:令和7年秋期 午前 問9 分野:コンピュータ構成要素 / メモリ
画面表示用フレームバッファがユニファイドメモリ方式であるシステムの特徴はどれか。
  • ア:主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。
  • イ:主記憶の一部を表示領域として使用する。
  • ウ:シリアル接続した表示デバイスに,描画コマンドを用いて表示する。
  • エ:表示リフレッシュが不要である。
解説

フレームバッファは、画面に表示する画像データを一時的に格納する記憶領域です。ディスプレイには、このフレームバッファ上のデータが読み出されて表示されます。

ユニファイドメモリ方式では、表示用の専用メモリを別に用意するのではなく、主記憶の一部をフレームバッファ、つまり表示領域として使用します。

専用のビデオメモリをもたずに主記憶を共有するため、構成を簡素化しやすい一方で、CPUなどとメモリアクセスが競合する場合があります。

したがって、が適切です。

❌他選択肢が誤りの理由
ア:主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。
⇒これは、表示用の専用メモリをもつ方式の説明です。ユニファイドメモリ方式では、主記憶の一部を表示用のフレームバッファとして共有します。
ウ:シリアル接続した表示デバイスに,描画コマンドを用いて表示する。
⇒これは、フレームバッファを主記憶と共有するかどうかの説明ではありません。ユニファイドメモリ方式の特徴は、表示データを格納する領域として主記憶の一部を使う点です。
エ:表示リフレッシュが不要である。
⇒画面表示では、表示内容を維持するためにディスプレイ側でリフレッシュ処理が行われます。ユニファイドメモリ方式であっても、表示リフレッシュが不要になるわけではありません。
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まず押さえたいこと

ユニファイドメモリ方式は、CPUや画像表示などが同じ主記憶を共有して使う方式です。画面表示用フレームバッファも専用メモリではなく、主記憶の一部を表示領域として利用します。表示用メモリを主記憶と共用すると押さえましょう。

迷ったときの判断軸

「専用のフレームバッファをもつ」は、ユニファイドメモリ方式とは反対の説明です。また、描画コマンドで表示する方式や、表示リフレッシュの有無は、この論点の中心ではありません。ユニファイドという言葉から、複数用途のメモリを一体化して使うイメージで判断すると迷いにくくなります。

科目Bにつなげるために

特にプロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験合格を目指す方は、メモリ構成が性能やコストにどう影響するかを意識しておくと有効です。科目Bでは、画像処理・組込みシステム・端末設計などで、専用メモリを持つ構成と主記憶を共有する構成の違いとして問われる可能性があります。