SCMの目的|科目A-1(応用情報技術者) 令和6年 秋期午前試験 問67
出典:令和6年秋期 午前 問67
分野:経営戦略マネジメント / 経営管理システム
SCMの目的はどれか。
- ア:顧客情報や購買履歴,クレームなどを一元管理し,きめ細かな顧客対応を行うことによって,良好な顧客関係の構築を目的とする。
- イ:顧客情報や商談スケジュール,進捗状況などの商談状況を一元管理することによって,営業活動の効率向上を目的とする。
- ウ:生産,販売,在庫管理,財務会計,人事管理など基幹業務のあらゆる情報を統合管理することによって,経営効率の向上を目的とする。
- エ:複数の企業や組織にまたがる調達から販売までの業務プロセス全ての情報を統合的に管理することによって,コスト低減や納期短縮などを目的とする。
TSUNAGARU-ADVICE
まず押さえたいこと
SCM(Supply Chain Management)は、調達・生産・物流・販売までの一連の供給活動を企業や組織の枠を越えて統合的に管理する考え方です。全体最適によって、在庫削減・コスト低減・納期短縮などを目指します。
迷ったときの判断軸
顧客情報を一元管理して関係強化を図るのはCRM、営業活動や商談情報を管理するのはSFA、企業内部の基幹業務を統合管理するのはERPです。「複数企業にまたがる調達から販売までの流れを最適化する」ならSCMと整理しましょう。
科目Bにつなげるために
特にプロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験合格を目指す方は、SCMを全体最適・在庫管理・物流・調達・生産計画と結び付けて理解しましょう。企業単体ではなくサプライチェーン全体で情報を共有し、需要変動や納期への対応力を高める視点が重要です。

SCM(Supply Chain Management)は、原材料や部品の調達から・生産・物流・販売までの一連のサプライチェーンを、企業や組織の枠を越えて統合的に管理する考え方です。
サプライチェーン全体の情報を共有・最適化することで、在庫の削減・コスト低減・納期短縮などを目指します。
したがって、エが適切です。
❌他選択肢が誤りの理由ア:顧客情報や購買履歴,クレームなどを一元管理し,きめ細かな顧客対応を行うことによって,良好な顧客関係の構築を目的とする。
⇒CRM(Customer Relationship Management)の説明です。顧客との良好な関係を構築・維持することを目的とします。
イ:顧客情報や商談スケジュール,進捗状況などの商談状況を一元管理することによって,営業活動の効率向上を目的とする。
⇒SFA(Sales Force Automation)の説明です。営業活動や商談情報を管理し、営業業務の効率化を図ります。
ウ:生産,販売,在庫管理,財務会計,人事管理など基幹業務のあらゆる情報を統合管理することによって,経営効率の向上を目的とする。
⇒ERP(Enterprise Resource Planning)の説明です。企業内部の基幹業務を統合的に管理し、経営資源の最適化を図ります。