ネットワークアドレス|情報セキュリティマネジメント 令和8年 公開問題 問10

出典:令和8年度 公開問題 科目A 問10 分野:ネットワーク / 通信プロトコル
次のIPアドレスとサブネットマスクをもつPCがある。このPCのネットワークアドレスとして,適切なものはどれか。

IPアドレス:10.170.70.19
サブネットマスク:255.255.255.240
  • ア:10.170.70.0
  • イ:10.170.70.16
  • ウ:10.170.70.31
  • エ:10.170.70.255
情報セキュリティ マネジメント試験
解説

ネットワークアドレスを求めるには、IPアドレスとサブネットマスクを2進数でAND演算します。今回のサブネットマスク255.255.255.240は、最後の8ビットが「11110000」なので、/28に相当します。

/28では、1つのネットワークに含まれるIPアドレス数は 256 - 240 = 16 個です。したがって、第4オクテットのネットワーク範囲は、0~15、16~31、32~47……のように16刻みになります。IPアドレスの第4オクテットは19なので、19は16~31の範囲に入ります。

この範囲の先頭である16がネットワークアドレスです。したがって、の10.170.70.16が適切です。

2進数で確認すると、次のようになります。

IPアドレスの第4オクテット:19 = 00010011
サブネットマスクの第4オクテット:240 = 11110000
AND演算:00010011 AND 11110000 = 00010000
00010000 = 16

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まず押さえたいこと

サブネットマスク255.255.255.240は、最後のオクテットを16個ずつの範囲に分ける設定です。したがって、ネットワークアドレスは0、16、32、48…と16刻みになります。IPアドレスの末尾19は16~31の範囲に入るため、この範囲の先頭がネットワークアドレスです。

迷ったときの判断軸

255.255.255.240を見たら、256 - 240 = 16としてブロックサイズを求めると判断しやすくなります。末尾19を含む16刻みの区間は16~31です。区間の先頭がネットワークアドレス、末尾がブロードキャストアドレスになると整理しましょう。

学習の優先度

サブネット計算はネットワーク基礎として科目Aで正答できるようにしておきたい論点です。科目Bで直接細かな計算を求められる場面は多くないため、代表的なサブネットマスクからネットワーク範囲を素早く判断できる程度まで練習し、科目B対策ではアクセス制御・通信経路・ログ・インシデント対応などの理解を優先しましょう。