BPOの説明|情報セキュリティマネジメント 令和4年 サンプル問題 問45

出典:令和4年度 サンプル問題 科目A 問45 分野:システム戦略(中分類) / 業務プロセス
BPOの説明はどれか。
  • ア:災害や事故で被害を受けても,重要事業を中断させない,又は可能な限り中断期間を短くする仕組みを構築すること
  • イ:社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を,外部の専門的な企業に委託すること
  • ウ:製品の基準生産計画,部品表及び在庫情報を基に,資材の所要量と必要な時期を求め,これを基準に資材の手配,納入の管理を支援する生産管理手法のこと
  • エ:プロジェクトを,戦略との適合性や費用対効果,リスクといった観点から評価を行い,情報化投資のバランスを管理し,最適化を図ること
解説

BPO(Business Process Outsourcing)は、企業が行っている業務の一部又は全部を、外部の専門企業に委託することです。特に、人事、経理、コールセンターなど、コア業務以外の業務を外部へ委託することで、効率化やコスト削減を図ります。

本問では、「社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を」「外部の専門的な企業に委託する」という部分が判断のポイントです。この説明に該当するため、が適切です。

❌他選択肢が誤りの理由
ア:災害や事故で被害を受けても,重要事業を中断させない,又は可能な限り中断期間を短くする仕組みを構築すること
⇒BCPや事業継続管理に関する説明です。災害などが発生しても重要業務を継続・早期復旧できるようにする考え方であり、BPOではありません。
ウ:製品の基準生産計画,部品表及び在庫情報を基に,資材の所要量と必要な時期を求め,これを基準に資材の手配,納入の管理を支援する生産管理手法のこと
⇒MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)の説明です。生産に必要な資材の量や時期を計画する手法です。
エ:プロジェクトを,戦略との適合性や費用対効果,リスクといった観点から評価を行い,情報化投資のバランスを管理し,最適化を図ること
⇒ITポートフォリオ管理に関する説明です。複数のIT投資やプロジェクトを全体として評価し、投資配分を最適化する考え方です。
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まず押さえたいこと

BPO(Business Process Outsourcing)は、企業の業務プロセスの一部または全部を、外部の専門企業へ継続的に委託することです。給与計算・コールセンター・経理処理など、コア業務ではない業務を外部に任せるケースが代表的です。

迷ったときの判断軸

「社内業務を外部企業に任せる」とあればBPOを考えましょう。重要事業の継続を図るのはBCP、資材の所要量を計算して生産を管理するのはMRP、複数のIT投資を評価して最適化するのはITポートフォリオに関する考え方です。

学習の優先度

BPOはストラテジ・経営分野の基本用語で、科目Bとの直接的な関連は強くありません。BPO = 業務プロセスの外部委託という意味を押さえたら、脅威、リスク、アクセス制御、ログ分析、インシデント対応などのセキュリティ分野を優先しましょう。