IaC(Infrastructure as Code)|情報処理安全確保支援士 シラバス準拠予想問題2 問22
出典:システム開発技術:小分類3|実装・構築
分野:システム開発技術 / 実装・構築
IaC(Infrastructure as Code)の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア:ソースコードの変更を契機として,ビルド,テスト,配布又はデプロイの工程を自動化し,リリース頻度と品質を高める手法である。
- イ:サーバ,ネットワーク,クラウドサービスなどのインフラ構成を設定ファイルなどのコードで定義し,自動的に構築・変更・管理する手法である。
- ウ:アプリケーションと実行に必要なライブラリや設定を一つの単位にまとめ,ホストOS上で分離された実行環境として動作させる技術である。
- エ:ITサービスを構成する機器,ソフトウェア,文書などの構成アイテムと,それらの関係を管理するためのデータベースである。
TSUNAGARU-ADVICE
まず押さえたいこと
IaCは、サーバ・ネットワーク・クラウドサービスなどのインフラ構成を、設定ファイルなどのコードで定義し、自動的に構築・変更・管理する手法です。手作業で設定するのではなく、インフラをコードとして再現可能に管理する点が重要です。
迷ったときの判断軸
ビルド・テスト・デプロイを自動化するものはCI/CD、アプリケーションとライブラリをまとめて分離実行するものはコンテナ、構成アイテムと関係を管理するデータベースはCMDBです。IaCは、インフラ構成そのものをコードで定義する手法と判断しましょう。
科目Bにつなげるために
科目Bでは、クラウド環境の設定ミス・変更管理・構成管理・権限管理・自動化の統制などと絡めてIaCが問われることがあります。IaCでは、コードレビューやバージョン管理を通じて、インフラ変更の再現性と追跡性を高める視点を持ちましょう。※開発関連試験向け
IaCは、Infrastructure as Codeの略で、サーバ・ネットワーク・クラウドサービスなどのインフラ構成を、設定ファイルなどのコードで定義し、自動的に構築・変更・管理する手法です。
手作業でサーバやネットワークを設定するのではなく、コードとして管理することで、同じ構成を再現しやすくなります。また、変更履歴の管理、レビュー、自動適用がしやすくなり、構成ミスの削減や環境構築の効率化につながります。
したがって、イが適切です。
❌他選択肢が誤りの理由ア:ソースコードの変更を契機として,ビルド,テスト,配布又はデプロイの工程を自動化し,リリース頻度と品質を高める手法である。
⇒CI/CDの説明です。CI/CDは、ソースコードの変更に伴うビルド・テスト・配布又はデプロイを自動化する手法です。IaCは、アプリケーションのリリース工程ではなく、インフラ構成をコードで定義し、自動的に構築・管理する手法です。
ウ:アプリケーションと実行に必要なライブラリや設定を一つの単位にまとめ,ホストOS上で分離された実行環境として動作させる技術である。
⇒コンテナ仮想化の説明です。コンテナは、アプリケーションと依存関係をまとめて分離された実行環境で動作させる技術です。IaCは、コンテナそのものではなく、サーバやネットワークなどのインフラ構成をコードで管理する考え方です。
エ:ITサービスを構成する機器,ソフトウェア,文書などの構成アイテムと,それらの関係を管理するためのデータベースである。
⇒CMDBの説明です。CMDBは、構成アイテムとその関係を管理するためのデータベースです。IaCは、インフラ構成をコードとして定義し、自動的に構築・変更・管理する手法であり、構成情報を記録するデータベースそのものではありません。