SDN(Software-Defined Networking)|情報処理安全確保支援士 シラバス準拠予想問題Ⅰ 問18
出典:ネットワーク:小分類4|ネットワーク管理
分野:ネットワーク / ネットワーク管理
SDN(Software-Defined Networking)の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア:ルータ,ファイアウォール,ロードバランサなどのネットワーク機能を,専用機器ではなく汎用サーバ上のソフトウェアとして実現する考え方である。
- イ:SDNコントローラとネットワーク機器との間で,転送ルールの設定や制御情報のやり取りに用いられる代表的なプロトコルである。
- ウ:ネットワークの制御プレーンと転送プレーンを分離し,コントローラなどのソフトウェアによってネットワークを集中制御する考え方である。
- エ:物理的なLAN構成を変更せずに,スイッチ上で論理的にブロードキャストドメインを分割する仕組みである。
TSUNAGARU-ADVICE
まず押さえたいこと
SDNは、ネットワークの制御プレーンと転送プレーンを分離し、SDNコントローラなどのソフトウェアによってネットワークを集中制御する考え方です。ポイントは、通信経路や転送ルールをソフトウェアで動的に制御することです。
迷ったときの判断軸
ルータやファイアウォールなどを汎用サーバ上のソフトウェアで実現する考え方はNFVです。SDNコントローラと機器間で使われる代表的なプロトコルはOpenFlow、論理的にブロードキャストドメインを分ける仕組みはVLANです。SDNは、制御と転送を分離して集中制御するネットワーク構成と判断しましょう。
科目Bにつなげるために
科目Bでは、クラウド・仮想ネットワーク・データセンターなどで、ネットワーク設定を一元的に変更・制御する構成が問われることがあります。SDNでは、各機器が個別に判断するのではなく、コントローラが全体を見て転送ルールを管理するという視点を持ちましょう。
SDNは、Software-Defined Networkingの略で、ネットワークの制御プレーンと転送プレーンを分離し、コントローラなどのソフトウェアによってネットワークを集中制御する考え方です。
従来は各ネットワーク機器が個別に経路制御や転送制御を行っていましたが、SDNでは制御をSDNコントローラ側に集約し、ネットワーク全体をソフトウェアで柔軟に制御できるようにします。
したがって、ウが適切です。
❌他選択肢が誤りの理由ア:ルータ,ファイアウォール,ロードバランサなどのネットワーク機能を,専用機器ではなく汎用サーバ上のソフトウェアとして実現する考え方である。
⇒NFVの説明です。NFVは、ネットワーク機能を専用機器ではなく汎用サーバ上のソフトウェアとして実現する考え方です。SDNは、ネットワークの制御プレーンと転送プレーンを分離し、ソフトウェアで集中制御する考え方です。
イ:SDNコントローラとネットワーク機器との間で,転送ルールの設定や制御情報のやり取りに用いられる代表的なプロトコルである。
⇒OpenFlowの説明です。OpenFlowは、SDNコントローラとネットワーク機器との間で、転送ルールなどをやり取りする代表的なプロトコルです。SDNそのものは、このような仕組みを含むネットワーク制御の考え方を指します。
エ:物理的なLAN構成を変更せずに,スイッチ上で論理的にブロードキャストドメインを分割する仕組みである。
⇒VLANの説明です。VLANは、物理的なLAN構成を変えずに、論理的にブロードキャストドメインを分割する仕組みです。SDNは、ネットワーク全体の制御をソフトウェアで集中管理する考え方です。