判定条件網羅|情報処理安全確保支援士 令和4年 秋期午前Ⅱ試験 問22
出典:令和4年秋期 午前Ⅱ 問22
分野:システム開発技術 / 実装・構築
あるプログラムについて,流れ図で示される部分に関するテストケースを,判定条件網羅(分岐網羅)によって設定する。この場合のテストケースの組合せとして,適切なものはどれか。ここで,()で囲んだ部分は,一組みのテストデータを表すものとする。


- ア:(A = 1,B = 1),(A = 7,B = 1)
- イ:(A = 4,B = 0),(A = 8,B = 1)
- ウ:(A = 4,B = 1),(A = 6,B = 1)
- エ:(A = 7,B = 1),(A = 1,B = 0)
TSUNAGARU-ADVICE
まず押さえたいこと
判定条件網羅、つまり分岐網羅では、判定結果がYesになる場合とNoになる場合の両方を少なくとも1回ずつ通るようにテストケースを設定します。
迷ったときの判断軸
条件は「A > 6 or B = 0」なので、Aが7以上、又はBが0ならYesになります。Noにするには、Aが6以下で、かつBが0ではない必要があります。したがって、条件全体が真になるデータと偽になるデータがそろっている組合せを選びます。
科目Bにつなげるために
科目Bでは、テスト技法について、個々の条件を見るのか、判定結果の分岐を見るのかを切り分ける力が問われます。判定条件網羅は、処理2を通るケースと通らないケースを両方確認する考え方として押さえておきましょう。※開発関連試験向け
投資利益率は、利益の増加額 ÷ 投資額で求めます。
利用期間は5年なので、運用費と削減される業務費は5年分で計算します。投資額は初期費用 + 5年分の運用費、利益の増加額は5年分の削減業務費 - 投資額です。
各案の投資利益率は、次のようになります。
A:投資額 = 30 + 4 × 5 = 50、利益の増加額 = 20 × 5 - 50 = 50、投資利益率 = 50 ÷ 50 = 1.00
B:投資額 = 20 + 6 × 5 = 50、利益の増加額 = 20 × 5 - 50 = 50、投資利益率 = 50 ÷ 50 = 1.00
C:投資額 = 20 + 4 × 5 = 40、利益の増加額 = 15 × 5 - 40 = 35、投資利益率 = 35 ÷ 40 = 0.875
D:投資額 = 15 + 5 × 5 = 40、利益の増加額 = 22 × 5 = 40 = 70、投資利益率 = 70 ÷ 40 = 1.75
最も投資利益率が高いのはDです。
したがって、エが適切です。
❌他選択肢が誤りの理由ア:A
⇒Aの投資利益率は1.00です。利益の増加額は50百万円ですが、Dの投資利益率1.75より低いため、最も高い案ではありません。
イ:B
⇒Bの投資利益率は1.00です。Aと同じ投資利益率ですが、Dより低いため、最も投資利益率が高い案ではありません。
ウ:C
⇒Cの投資利益率は0.875です。投資額は40百万円と比較的小さいものの、5年分の削減業務費が75百万円にとどまるため、Dより投資利益率は低くなります。