売りオペレーション|FP3級試験 2026年5月 学科試験 問11

出典:FP技能検定3級 学科試験(2026年5月公表分) 問11 分野:金融資産運用 / マーケット環境の理解
日本銀行の公開市場操作における売りオペレーションには、市中の資金量を増加させ、金利の低下を促す効果がある。
解説

この問題では、日本銀行の公開市場操作における売りオペレーションの効果が問われています。

売りオペレーションとは、日本銀行が保有する国債などを金融機関に売却することです。金融機関は国債などを購入するために資金を支払うため、市中の資金量は減少します。

市中の資金量が減少すると、一般に金利には上昇圧力がかかります。問題文は、市中の資金量を増加させ、金利の低下を促すとしているため誤りです。

したがって、×が適切です。

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まず押さえたいこと

日本銀行の公開市場操作では、「買う」と「売る」で市中の資金量への影響が逆になります。売りオペレーションは、日本銀行が保有する国債などを金融機関に売るため、市中の資金を吸収し、一般に金利の上昇を促します。

迷ったときの判断軸

判断に迷ったら、日本銀行から見て「買う=お金を市中に出す」「売る=お金を市中から吸い上げる」と考えます。資金量を増やして金利低下を促すのは買いオペレーションであり、売りオペレーションではありません。

実技試験につなげるために

この論点は実技試験で直接計算に使うより、学科試験対策として整理する色合いが強いです。ただし、金利が上がると債券価格が下がるなど、金融資産運用の判断にもつながるため、金利と資金量の関係はあわせて押さえておきましょう。