MACアドレスを調べるプロトコル|科目A-1(応用情報技術者) 令和6年 秋期午前試験 問36

出典:令和6年秋期 午前 問36 分野:ネットワーク / ネットワーク管理
IPv4のLANに接続されているプリンターのMACアドレスを,同一LAN上のPCから調べるときに使用するコマンドはどれか。ここで,PCはこのプリンターを直前に使用しており,プリンターのIPアドレスは分かっているものとする。
  • ア:arp
  • イ:ipconfig又はifconfig
  • ウ:netstat
  • エ:ping
応用情報技術者
解説

ARPは、IPv4ネットワークでIPアドレスとMACアドレスの対応関係を調べるために使われます。

ARP

PCが直前にそのプリンターと通信していれば、ARPキャッシュにプリンターのIPアドレスとMACアドレスの対応が記録されている可能性があります。arpコマンドを使えば、この対応表を確認できます。

したがって、が適切です。

❌他選択肢が誤りの理由
イ:ipconfig又はifconfig
⇒ipconfigやifconfigは、主に自分のPCのIPアドレスやネットワークインタフェースの設定を確認するためのコマンドです。プリンターのMACアドレスを調べる用途ではありません。
ウ:netstat
⇒netstatは、通信中の接続状態やポート、ルーティング情報などを確認するためのコマンドです。IPアドレスからMACアドレスを調べるコマンドではありません。
エ:ping
⇒pingは、ICMPを利用して相手との通信可否や応答時間を確認するためのコマンドです。MACアドレスそのものを表示する機能はありません。
TSUNAGARU-ADVICE

まず押さえたいこと

IPv4のLANで、IPアドレスに対応するMACアドレスを確認するときは、ARPテーブルを参照します。直前に通信した相手であれば、PCにはそのIPアドレスとMACアドレスの対応関係がARPキャッシュとして残っている可能性があります。

迷ったときの判断軸

ipconfigやifconfigは自分のネットワーク設定、netstatは通信状態や接続情報、pingは疎通確認に使います。「IPアドレスから同一LAN上のMACアドレスを確認する」ならARPと判断しましょう。

科目Bにつなげるために

特にプロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験合格を目指す方は、ARPをIPv4アドレスとMACアドレスの対応付けを行う仕組みとして理解しましょう。LAN内通信の仕組みやARPキャッシュ、ネットワーク障害の切分けにもつながります。