アクチュエーター|科目A-1(応用情報技術者) 令和6年 秋期午前試験 問23

出典:令和6年秋期 午前 問23 分野:ハードウェア(中分類) / ハードウェア(小分類)
アクチュエーターの説明として,適切なものはどれか。
  • ア:与えられた目標量と,センサーから得られた制御量を比較し,制御量を目標量に一致させるように操作量を出力する。
  • イ:位置,角度,速度,加速度,力,温度などを検出し,電気的な情報に変換する。
  • ウ:エネルギー源からのパワーを,回転,直進などの動きに変換する。
  • エ:マイクロフォン,センサーなどが出力する微小な電気信号を増幅する。
応用情報技術者
解説

アクチュエーターとは、電気・油圧・空気圧などのエネルギーを、回転や直進といった物理的な動きに変換する装置です。

アクチュエーター

例えば、モーターは電気エネルギーを回転運動に変換する代表的なアクチュエーターです。センサーが「状態を検出するもの」であるのに対して、アクチュエーターは「実際にものを動かすもの」と考えると区別しやすくなります。

したがって、が適切です。

❌他選択肢が誤りの理由
ア:与えられた目標量と,センサーから得られた制御量を比較し,制御量を目標量に一致させるように操作量を出力する。
⇒コントローラー(制御装置)の説明です。目標値と現在値を比較し、アクチュエーターなどに与える操作量を決定します。
イ:位置,角度,速度,加速度,力,温度などを検出し,電気的な情報に変換する。
⇒センサーの説明です。物理的な状態や変化を検出して、制御に利用できる電気信号へ変換します。
エ:マイクロフォン,センサーなどが出力する微小な電気信号を増幅する。
⇒増幅器(アンプ)の説明です。入力された小さな電気信号を、より大きな電気信号に増幅します。
TSUNAGARU-ADVICE

まず押さえたいこと

アクチュエーターは、電気などのエネルギーを受け取り、回転や直進といった物理的な動きに変換する装置です。モーターやソレノイドなどが代表例で、機械を実際に動かす役割を担います。

迷ったときの判断軸

センサーは位置・温度・力などの物理量を電気信号へ変換する「入力側」、アクチュエーターは電気信号などをもとに実際の動作を生み出す「出力側」と考えると区別しやすくなります。目標値と測定値を比較して操作量を決めるのは制御装置の役割です。

科目Bにつなげるために

特にプロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験合格を目指す方は、制御システムをセンサーで検出 → 制御装置で判断 → アクチュエーターで動作という流れで整理しましょう。IoTや組込みシステムの構成を理解する基本になります。