A社は,従業員300名の部品メーカーである。A社ではこれまで,業務に必要なファイルを他社との間で受け渡す場合には電子メール(以下,メールという)を利用してきた。最近になって,取引先のB社から,ファイルの受渡しについては,Cサービスというクラウドストレージサービスを利用して欲しいとの要請を受けた。図1は,Cサービスを利用した場合のファイル受渡しの流れである。
| 1.ファイルの送信者は,受信者に渡したいファイルをCサービス上にアップロードする。アップロードされたファイルは,Cサービス上では暗号化されて保存される。
2.ファイルの送信者は,受信者をメールアドレスで指定して,ファイルのアクセス権を付与する。アクセス権の付与や取消しはいつでも行える。
3.受信者にアクセス権が付与されると,ファイルのダウンロード用URLが生成され,指定されたメールアドレスにメールで通知される。なお,URLには推測困難な文字列が含まれている。
4.受信者が,メールに記載されたURLにアクセスして自身のメールアドレスを入力すると,復号されたファイルがダウンロードされる。
5.ファイルがダウンロードされると,送信者の利用者ID,アップロード日時,ファイル名,ファイルのダウンロード用URL,ダウンロードの際のアクセス元IPアドレス,4.で入力したメールアドレス及びダウンロード日時がログに記録される。
6.送信者は,自身のアップロードしたファイルについて,ダウンロードのログを確認できる。 |
注記 Cサービスとの通信には HTTPS(HTTP over TLS)が用いられている。
図1 ファイル受渡しの流れ
そこでA社では,Cサービスを利用した場合のリスクを評価するために,検討会を開催した。検討会において,情報セキュリティリーダーのD主任は,次のとおり説明した。
Cサービスを利用することによって,情報漏えいのリスクを低減でき,さらに情報漏えいの有無も確認できる。具体的には,ファイルの送信者は,誤ったメールアドレスを指定してメールを送信してしまった場合に,誤りに気付いた時点で,すぐに[ a1 ]を行うことができる。次に,ファイルが[ a2 ]されていないことがログによって確認できれば,[ a3 ]していないと判断することができる。
設問 本文中の a1~a3に入れる次の字句の組合せはどれか。aに関する解答群のうち,最も適切なものを選べ。
(一)アクセス権の取消し
(二)アップロード
(三)情報漏えい
(四)ダウンロード
(五)メールで通知
(六)メールに記載されたURLに受信者はまだアクセス
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a1 |
a2 |
a3 |
| ア |
(一) |
(二) |
(三) |
| イ |
(一) |
(二) |
(六) |
| ウ |
(一) |
(四) |
(三) |
| エ |
(一) |
(四) |
(六) |
| オ |
(五) |
(二) |
(三) |
| カ |
(五) |
(二) |
(六) |
| キ |
(五) |
(四) |
(三) |
| ク |
(五) |
(四) |
(六) |