証券取引所|FP3級 2026年5月 学科試験 問14

出典:FP技能検定3級 学科試験(2026年5月公表分) 問14 分野:金融資産運用 / 株式投資
日経平均株価は、東京証券取引所のプライム市場に上場する全銘柄を対象として算出される株価指標である。
FP(ファイナンシャルプランナー)
解説

この問題では、日経平均株価の対象銘柄が問われています。

日経平均株価は、東京証券取引所のプライム市場に上場する銘柄のうち、代表的な225銘柄を対象として算出される株価指標です。全銘柄を対象としているわけではありません。

東京証券取引所のプライム市場などに上場する多くの銘柄を対象とする代表的な指標には、TOPIXがあります。問題文は、日経平均株価がプライム市場の全銘柄を対象としているとしているため誤りです。

東京証券取引所の市場区分は、主にプライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つで整理します。2022年4月4日に、この3つの市場区分へ移行しました。

市場区分 対象となる企業のイメージ 特徴
プライム市場 グローバルな投資家との建設的な対話を重視する企業 高いガバナンス水準や流動性が求められる、最上位に位置付けられる市場
スタンダード市場 公開された市場で、一定の規模や実績をもつ企業 基本的な上場企業としての水準を備えた企業向けの市場
グロース市場 高い成長可能性をもつ企業 成長段階にある企業向けの市場で、将来の成長性が重視される

つまり、プライム市場は「大規模・高水準」、スタンダード市場は「安定・標準的」、グロース市場は「成長性重視」と押さえると分かりやすいです。

したがって、×が適切です。

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まず押さえたいこと

日経平均株価は、東京証券取引所のプライム市場に上場する銘柄のうち、代表的な225銘柄を対象に算出される株価指標です。全銘柄を対象にしているわけではありません。

迷ったときの判断軸

「日経平均株価 = 225銘柄」「TOPIX = より広い範囲の市場全体の動きを見る指標」と大づかみに区別します。日経平均株価は有名企業の値動きを反映しやすい一方、全銘柄を網羅する指標ではない点がひっかけになります。

実技試験につなげるために

この論点は実技試験で直接計算するより、学科試験対策として整理する内容です。ただし、投資信託やETFの商品説明で「日経平均連動型」などが出てきたときに、どの市場全体を示す指標なのかを読み分ける力につながります。