[FP3級]NISA[無料講座・例題付き!]

2020年8月21日

今回はFP3級で問われるNISAについて学習します。

チョロ
チョロ
せっかく投資で稼いでも税金を納めないといけないのは嫌でチュ!なんか方法は無いでチュか?
キュー
キュー
少額であればNISAと呼ばれる制度を使う事もできるで

NISA

NISAとは2014年から導入された少額投資非課税制度です。

NISAにもいくつか種類があり、FP3級ではよく問われるのでしっかりと押さえていきましょう。

一般NISA

一般NISAは年間120万円までの投資にかかる売却益や配当金について、非課税となる制度です。

対象となる商品としては上場株式、株式投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)などがあります。

非課税の期間としては5年間となり、利用できる人は日本国内に住んでいる20歳以上の人となります。

キュー
キュー
NISAを利用できるのは1人1口座だけでマイナンバー等による個人確認が必要やで
カズ
カズ
非課税枠の繰り越しができない(例えば1年目が80万円しか利用できなかったから2年目は残りの40万円+120万円で160万円・・・とはならない)点も注意!

つみたてNISA

長期的に積立投資を行う目的で設定されているのがつみたてNISAになります。

利用するにあたっては一般NISAとの選択肢になります。

年間40万円までの投資にかかる売却益や配当金について非課税となる制度で、期間は20年間とされています。

利用するにあたっての条件は日本国内に住んでいる20歳以上の人となります。

ジュニアNISA

未成年者を対象としたNISAをジュニアNISAと呼びます。

20歳未満の子供1人につき、年間80万円までの投資にかかる売却益や配当金について非課税となる制度で、期間は5年間となっています。

原則として、親権者などが未成年者のために代理して運用する必要があり18歳までは払い出しに制限があります。

キュー
キュー
途中で払い出す場合は過去の利益をさかのぼって課税されるで
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NISA・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

問1

少額投資非課税制度により投資収益が非課税となる口座(NISA口座)内で生じた上場株式等の売買益や配当金等が非課税となる期間(非課税管理勘定の有効期間)は、そのNISA口座に上場株式等を受け入れた日の属する年の1月1日から起算して()を経過する日までとされている。(2016年/1月)

1 3年
2 4年
3 5年

問2

つみたてNISA勘定(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度における累積投資勘定)に受け入れることができる限度額は年間(①)で、その非課税期間は最長で(②)となる。(2019年/1月)

1 ① 40万円 ② 20年間
2 ① 80万円 ② 20年間
3 ① 120万円 ② 10年間

問3

ジュニアNISA口座(未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得および譲渡所得等の非課税措置に係る非課税口座)に受け入れることができる上場株式等の新規投資による受入限度額(非課税枠)は、年間80万円である。(2018年/1月)


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解説(クリックで展開)

NISA・まとめ

今回はNISAについて学習しました。

NISAについては毎回よく問われる内容です。年齢や非課税の期間、金額などの条件はしっかりと押さえておきましょう。

カズ
カズ
数字をしっかり覚えておこう!

次回はデリバティブ取引について学習します。


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