[FP3級]また落ちた・・・!?何回受験しても不合格な時の対策は?

FP3級は簡単な資格で、毎回70~80%程の方が合格している試験です。
しかし2割強の方は毎回落ちています。
中には高を括っていただけに






と、ご自身の結果に絶望している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は試験に落ちてしまった方に向けての記事になります。
FP3級は簡単だけど相当数が落ちている?
FP3級は大体合格率が70%とされており、大抵の方が合格できる資格です。
しかし人数にしてみると結構な方が落ちているので、まずは統計的な面から見ていきましょう。
毎年受験者が10万人超え
そもそもFP3級は人気資格なだけあり受験者数が非常に多いです。
2019年で学科試験だけ見ても日本FP協会ときんざいの両方で
年月 | 日本FP協会 | きんざい |
2019年9月 | 22,266名 | 27,677名 |
2019年5月 | 17,865名 | 22,258名 |
2019年1月 | 23,270名 | 26,256名 |
合計 | 63,401名 | 76,191名 |
となっており、14万人近くの受験者がいます。






合格率は日本FP協会ときんざいで乖離がある
記事の冒頭で合格率は70%前後と書きましたが、それは日本FP協会の話できんざいだと50%前後の場合が多いです。
具体的な合格率は以下の通りです。
年月 | 日本FP協会 | きんざい |
2019年9月 | 78.09% | 62.77% |
2019年5月 | 69.07% | 42.76% |
2019年1月 | 74.09% | 51.91% |
難易度的に日本FP協会の方が簡単かと言われるとそうではなく、問題自体学科の場合全く同じです。
ではなぜこのような差が出るかというと、日本FP協会ときんざいとで、受験者層のモチベーションの違いが表れていると言われています。



年間で落ちてるのは何人?
受験者数×(100%-合格率)でおおよその落ちている方の人数も割り出せます。
学科と実技があって計算が大変なので、学科試験だけ算出してみると2019年度で落ちている人数は以下の通りとなります。
年月 | 日本FP協会 | きんざい |
2019年9月 | 4,878名 | 10,303名 |
2019年5月 | 5,525名 | 12,740名 |
2019年1月 | 6,030名 | 12,625名 |
合計 | 16,433名 | 35,668名 |
このように、学科だけでも毎年5万人を超える方は落ちています。
改めて数字にしてみるとかなりの人数が落ちていることが分かりますね。



FP3級に落ちる人の特徴
では具体的に、どのような方がFP3級に落ちてしまうのでしょうか。
運要素で合格できると舐めていた
FP3級の特に学科試験は30問が2択問題、残り30問が3択問題なので、適当に答えても期待値的には15問+10問で25問正解できる計算になります。
FP3級の学科試験は36問以上正解すれば合格なので、ここから11問正解できれば合格できる計算になります。
そうすると中には



と高を括ってしまい勉強量が足りず不合格・・・といったことも考えられます。
モチベーションが続かなかった
特にきんざいの合格率の低さから分かるように、中には会社からの命令で受験している方もいると思います。
特に銀行などでは昇進条件にFP試験を盛り込むことも多いらしく、半ば半強制的に受けさせられているのだとか。



試験日は基本土日なので、せっかくの休日を潰された上に試験を受けなければいけないといった状況でモチベーションが上がらない気持ちもよくわかります。
勉強方法を間違えていた
どんなにモチベーションをもって時間をかけて勉強していても、肝心な勉強方法を間違えてしまうと中々効率の良いインプットが出来ず、知識の定着が遅くなるので成績アップに直結しません。
合格までに必要とされる時間を十分にかけていたはずなのに合格できなかった・・・という方は、勉強方法を見直してみるのも良いかもしれません。
FP3級に落ちてしまったら?
ではFP3級に落ちてしまったらどうするのが良いでしょう。
落ちてしまって絶望している気持ちも分かりますが、いつまでもくよくよはしていられません。
4ヶ月後にまた受験できる
FP3級は毎年1月・5月・9月の3回実施されています。
そのため1回落ちてしまっても次の試験まで4ヵ月待てば受験できます。
しかし次にまたすぐチャンスがあると安心し勉強をサボっていれば同じことの繰り返しで何度受験しても合格できる望みは薄いでしょう。



FP3級でも一応50時間は勉強時間が必要とされている資格なので、しっかりとスケジュールを立てて勉強していく必要があります。
一部合格を活用しよう
FP3級は一部合格と言って、一度合格した科目はその受験した日から起算して翌々年度末まで受験する必要がありません。
例を挙げれば、2021年の1月に実技試験に合格すれば2023年の9月までの期間に学科だけ受けて基準点(6割クリア)で合格が認められます。
一度に両方合格できなかった、対策する余裕がなかったという方はこの制度も有効活用していきたいですね!



間違えた問題を反復練習しよう
FP試験は特に同じ問題を流用して出題する傾向があります。
そのため、過去に解いて間違えた問題が試験にそのまま出てくることもあるのです。
過去に解いて間違えたまま放置してしまい、本番で出てきて同じ間違いをしていたのでは意味がないのでしっかりと間違えた問題を対策していきましょう。
過去に解いた問題で間違えた場合、記録してくれるような過去問演習サイトもあります。
筆者もこのサイトのおかげで無事合格できたので、是非一度試してみて下さい。



何回受験しても不合格の場合は?
何回受験しても毎度毎度残念ながら不合格・・・という方に向けての最終手段です。
情報交換を積極的に
一人で勉強を進めていると、どうしても主観的な勉強方法に偏りがちです。
特に勉強慣れしていない場合、自分の考えがあっているのか、やり方が効率的なのかは分かりません。
そんな時は他の方と情報共有をしながら学習を進めていくのがベストです。
筆者のサイトでも掲示板を用意して意見交換できるようにしているので、ぜひ活用してみて下さい。
どうしても独学が難しかったら通信講座も活用しよう
一人で黙々と勉強を進めていると






といった具合に、壁にぶち当たることもあるかなと思います。
そんなときの打開策の一つとして、通信講座の利用が挙げられます。
通信講座では分かりやすいテキストや講義動画によって初学者から経験者まで幅広く効率的に学べる仕組みが盛りだくさんです。
中でもフォーサイトはオススメです。
理由としてはフルカラーテキストに加え、重点ヵ所に絞って論点を取り扱っているため最短での合格の実現が可能となっているからです。
合格率も非常に高く、全国平均80%越えといった驚異的な数値になっています。



転職に有利とされるFP2級までも最短で取れるオススメの講座なので、是非一度資料請求だけでも試してみて下さい!
フォーサイトの詳しい教材レビュー記事は以下でまとめています。
FP3級に落ちてしまった場合の対処法まとめ
今回はFP3級に落ちてしまった、中々合格できないと言った方に向けての対策記事になりました。
合格率が高いと言えど、毎年学科だけでも5万人の方は落ちている資格です。
一方、しっかりと対策をすればほぼ100%合格できるので、もう一度勉強方法やスケジューリングを見直して、再チャレンジしてみて下さい!
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