効率の良い資格の取り方!有名資格を多数持つ筆者が大公開

今回は資格の効率の良い取り方を紹介していきます。
筆者は日商簿記からファイナンシャル・プランニング技能検定試験、情報処理技術者試験と言った有名資格を多数持っており、時たまなんでそんなに資格を取れるの?と聞かれることがあるので、この場を借りてまとめて紹介してみようと思います。
資格を選ぶ
効率的に資格を取ると言っても手あたり次第資格を取っても役に立たなかったり勉強時間が確保できなかったりで挫折してしまうことがあります。
そうならないためにも以下の3つのポイントに注意して資格を選んでいきましょう。
役に立つ資格を選ぶ
第一に重要なポイントは役に立つ資格を選ぶようにしましょう。
例えばITパスポートであればIT機器を用いるかた向けの資格で、今どきであればまずPCやメールを使わないことが無いので役に立つと言えます。
ファイナンシャル・プランニング技能士も3級や2級あたりであれば身近なお金に関する知識が得られ、お金は絶対に生活にかかわるので大抵の方が役に立つかと思います。
簿記に関しても全ての会社で会計は必要なので持っていることで就職に有利になることは火を見るより明らかです。
こういった多くの人、多くの企業に刺さる資格を優先的に狙って行きましょう。
次に、化学業界で危険物を扱うなら危険物取扱責任者を、Webサイトを作る仕事や会社に所属しているならWebデザイン技能士を取ると言った具合に、専門的かつ限定的であっても自分の仕事に直接関係がある資格を狙う事も、前提知識があり合格までの距離が短くなります。
加えて仕事に直結するので理想ですね。
関連性の高い資格を選ぶ
複数の資格を受ける場合、関連性が高い資格を受けると知識を流用できるのでおすすめです。
例えば基本情報技術者試験や応用情報技術者試験のストラテジ分野では財務諸表を読ませる問題が出ることがあり、簿記2級程度の知識があるとすんなり解けてしまいます。
また、ファイナンシャル・プランニング技能検定試験3級を勉強し、年金原価係数を知っていると日商簿記1級の利息の計算でそのまま知識を流用できるのでぐっと有利になります。
このようにテンポよく資格を取るためにも全く畑違いな資格を取っていくのではなく、関連性のある資格を順序立てて取っていくのが良いです。
時間がかかりすぎる資格は選ばない
弁護士や公認会計士と言った難関資格で時間がかかるものはよっぽどその覚悟がない場合、片手間で受けるのは辞めましょう。
特に勉強に慣れないうちに難関資格に挑戦しても無駄に時間とお金がかかってしまい失敗に終わることがほとんどです。
ある程度勉強のペースをつかみ、自分がどうしてもその資格を取りたい!と覚悟が決まってから受けても遅くはありません。
モチベーションの保ち方
次に勉強する際のモチベーションの保ち方を紹介します。
まずは1つの分野を極める
複数の資格を取りたい場合でもまずは1つの分野を極めることを心がけましょう。
これは少し矛盾しているように思えるかもしれませんが、簡単な資格だけを複数取得していってもただの資格コレクターになり、浅く広い知識が着くだけです。
そうなると客観的に見ても「単に勉強が好きな人」になってしまいます。
一方で一つの分野をある程度極めてそれなりの資格を取れれば「その分野の人」になることができ自信がついてきます。
簿記なら初級や3級だけでなく簿記2級や1級、情報処理技術者試験であればIパスだけで満足するのではなく応用情報や高度情報処理技術者試験を取得すると言った具合です。
そのレベルの難関、人気がある資格を取得して極めたうえでさらに別分野でも手を出していくことで複数分野で強みを持つ人になることができます。
少し表現はえげつないですが、二兎を追う場合、同時に追うのではなく一羽を仕留めて狩り方のコツを掴んで余裕も出てきてからもう一羽仕留めに行く感じです。
無理なときは休む
日によってはモチベーションが続かない、体調不良で勉強できない、何らかの事情で時間が取れないと言ったときがあるかもしれません。
そういったときに無理に時間を作ろうとするのは逆効果で、ますますモチベーションが下がってしまったり他にするべきことをできずに終わってしまったりします。
そうならないようにするためにも無理に勉強時間を確保するのは控えましょう。
とは言うものの継続は力なりという言葉もあるように、人には忘却曲線と呼ばれるものがありまったく勉強に触れないとすごい勢いで忘れてしまうのも事実。
そんなときは移動の時間や寝る前の時間に5分ほど目を通してさっと参考書を読む、簡単な問題を解くことを心がけましょう。
0と1の違いだけでも大きいです。
資格取得後のプランを考える
ただ闇雲に資格を取るのではなく、その資格を取ってどうしたいのかを計画立てておくのも大事です。
仕事の幅を広げたい、転職したい、昇進の為、理由はいろいろありますがその資格をどう使うかを考えることで具体的な将来像を予想できモチベーションにつながります。
資格はすぐに申し込む
資格は受けようと思ったら申し込み開始日にすぐに申し込むようにしましょう。
「すぐに申し込む」は合格の極意。授業でも最後のアドバイスでそう教えています。 https://t.co/WhvxleSqfd
— 佐藤英治@企業防災と情報セキュリティ研修のまるおかディジタル株式会社 (@maruoka_digital) 2019年3月27日
いつかいつか・・・と先延ばしにしていると結局受けずに終わってしまい行動できずに終わってしまいます。
しかしすぐに申し込むことで今後の日程も組みやすくなり、スケジュール管理がしやすくなります。
勉強のコツ
最後に勉強のコツを紹介して終わりにします。
朝に勉強しよう
祝日や休みの日は前日に夜更かししがちで、朝はついつい遅くまで寝てしまいがちですが、その朝の時間こそ勉強にあてるべきです。
睡眠をとることで脳が整理されスッキリさえているので特に記憶系の科目は朝の学習がおすすめです。
実際に仕事や遊びが終わって夜疲れた状態で勉強するよりも体も頭もスッキリした朝に勉強したほうが効率良さそうな気はしますよね?
筆者も最近は朝に勉強するようにしていますが、以前に比べて記憶の定着が良いように感じています。
今日は早起きしたおかげで午前中に
①記事を一つ書き上げる
②簿記1級の勉強を進める
ことができました🌅
そしてそのことから
③大きな達成感を得ること
もできました☺️
まさに早起きは三文の得(徳)ですね✨
始めよう!朝活❗️
— TS@資格のいろは (@Shikaku_0601) 2019年4月4日
集中力を高めよう
学習効率を上げるためには集中力を高める事も必要不可欠な事です。
理想としては時間の許す限り勉強机に向かって勉強したいものですが、社会人だと時間が限られ、いかに短時間で集中できるかが要となってきます。
また、朝に勉強するのが理想と言いましたが、人によっては朝は忙しくて夜しか勉強時間が取れない・・・そんな方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな方達に向けて、筆者がフォローさせていただいている方で、主婦業と仕事をこなしながらもいくつもの資格を取得している方が、集中力を維持できる良い方法を紹介していらっしゃるので是非参考にしてみてください!
アプリを使おう
勉強の進捗を管理するアプリにStuduPlusと呼ばれるものがあります。

こちらのアプリは進捗を管理できたり、他のライバルがどの程度勉強しているかを知ることができるアプリになります。
周囲の方がどれくらい学習しているかを知ることで良い刺激にもなり、モチベーションの観点でも良い効果が出ますし、時間を決めて勉強することで集中力を高めて短い時間で効果を出すことも期待できます。
詳しい使い方については以下をご参照ください。
まとめ
今回は効率の良い資格の取り方について紹介させていただきました。
限りある時間を有効に使って資格を取ることで、自分の知っている世界を広げることも可能ですし、実際に将来の仕事につながる可能性も大いに考えられます。
これを機に狙っている資格があれば是非挑戦してみてください。

福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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